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【複雑性PTSD】世界と人の見え方が変わってくる

衝動的な怒りが収まり始めた頃から、それまでの興味や嗜好の方向性に変化が出始めました。今まで大切にしてた事柄への興味がなくなり、それまで避けていたような人や物事に興味が湧くようになったのです。

この変化は想像してなかったので驚きました。そして怖いと思っていた世界が徐々に「私でも何かやれそうな場所」へと変わっていったのです。

そして人の見え方にも変化が現れます。

自分の人生にフォーカスする

今までの私が「素敵だな」と思ってた人に対して「うーん、なんか違う」と思うようになり、逆に「強烈な人だな…」と距離を置いてた方に今まで見えなかった魅力を感じるようになりました。

自分軸を知ったことで思考に変化が起き始めたのか、40過ぎてこんな感覚を味わうことになるとは思いませんでした。相手は何も変わってないのに自分が変わったことで世界の見え方がどんどん変化していくのです。おもしろい経験でした。

許すってなんだろう

自分や夫が育った家庭を見て、結局問題を見て見ぬふりして誰かに負担を押し付けて何もない風に装うから、加害者は変わる機会を逸するし被害はどんどん大きくなっていく。

最初は少しだけ傾けてた目線がどんどん傾いて首が曲がってしまっても本人たちは平気で暮らせるようになってしまう。でも他所から入ってきた人間は突然首を曲げて暮らせない。すると首を曲げて暮らすように強られる。上手くいくはずがありません。

家庭だけでなく社会でも同じ。合わなければ離れるのが自然なこと。許すというのは、相手を受け入れることではなく相手に囚われることから解放されることだとようやく分りました。

「私はその人から影響を受けることを金輪際やめます」

これからは自分軸で前だけを見て生きていきます。もう過去に囚われるのは疲れたよ。

立ち直りに役立った本

これからどう立ちあがろう、と思った時に支えになったのがこちらの書籍です。具体的に書き起こしできる内観ワークがすごくよかった。

  • 5年間費用を出してもらえるなら何を学ぶか
  • 今22歳だったら何をするか
  • 理想の子供時代を過ごしてたら今何をしてるか

お金とか年齢とか親とかもう変えられない過去とか、そういたリミッターを外した時に出てくる夢を思い出すことができます。無意識のうちに「今の私には無理…」と思い込みそこにエゴが混ざってわけ分からんくなるのが人生。

自分のやりたいことってなんだろ、どの方向へ向かって歩き出そう、そんな風に迷ってた私に大きな助けになりました。これからも初心を忘れないよう定期的に読み返します。

ご褒美を毎月自分に買うワークも始めました。「楽しい気持ちを味わうと波動が上がりそこから広がる未来が少し変わる、それの繰り返しで将来が大きく変わっていくんだよ」という考えです。素敵ですよね。

トラウマケアはこれからも続く

複雑性PTSDのフラッシュバックは一度解決したらおしまいではありません。ぶり返しはあります。でも以前より小さな波になりました。これからも勉強を続けるので、何か良いワークや自分の中の変化があればレポします。

最後に役立った本のまとめ記事を書きました!参考になれば幸いです。

続き 【複雑性PTSD】回復の手助けになった書籍