身強から身弱になった20代後半、自分を取り巻く環境や心に強い揺れやズレを感じるようになり、その時まだ算命学を知らなかったので、かなり戸惑いました。力技でどうにかしようとしても、空回りするばかり。
ちょうど結婚したタイミングだったから、そういう変化が人生にもおきるものなのだろうか…と思考したり。
そこから15年間、ようやく生き方がわかった時に、算命学と出会いました。もっと早くに出会いたかったよ〜
身強・身弱とは?
- 身強:日干(自分自身)に力がある状態。環境や支援が味方してくれる。
- 身弱:日干が弱い状態。周囲の影響を強く受け、自分を主張しにくい。
天将星、天禄星、天南星が1つでもあると身強ですが、実際はこの星がいつ巡るかで、生き方を変えないと社会で上手く生きていけませんでした。
生き方を変える出来事がおきる
「自分らしく振る舞えていた時期」から「遠慮・我慢を覚える時期」へ
幼少期は、周囲に対して負けん気が強く、自己肯定感も比較的高めだった私。しかし20歳後半から突然「うまくいかない」「空回りする」ような感覚を感じるようになりました。
- 昔は思ったことを言えたのに、今はなぜか言えない
- 主体性を出すと嫌がられる
- 周囲が厳しくなったように感じる
幼少期の身強運では、親や先生から注目されたり「しっかりしてる」と言われていたのが急に評価されなくなり、今までの方法が通用しなくなります。居場所がなくなったような感覚。
転職した職場でも、教育係の先輩からあからさまな意地悪を受け、バイトでも会社員でもこんな経験なかったので「こんな人、ほんとにおるんやな〜」と驚きました(勿論、それまでも転校でいじめられたり、バイト先に意地悪な人は居たけど、やられ続ける状況になることはなかった)。
“頑張ればなんとかなる”世界から、“人の目や空気を読む必要がある”世界へ
身弱の時期は、自分でどうにかするより「周囲との関係性・調和」が重要。でも、私自身の感覚はまだ「身強」なので、つい頑張りすぎて、他人や環境を頼るいう考えがそもそも発想としてありませんでした。
周囲と本人のギャップって強い違和感になるし、それが継続した人間関係の中にあると不快感にすらなります。
「今までの自分」と「折れるべき現実」の板挟み
プライドと現実のギャップで苦しくなり「どうしてうまくいかないの?」という悩みは10年以上続きました。
- 周囲に合わせすぎて、自分が何をしたいかわからなくなる
- 親や先生など権威の言葉に過剰に影響を受ける
- 自分を責めやすくなる(前はできたのに…と)
身弱の生き方を学ぶ
私は、身弱の中でも最身弱に定義される天報星(3)です。天南星(10)からの変化なので、違和感があったのは当然のことでした。もっと大きな変化で、天将星(12)から天報星(3)になる方も居ます。
市川海老蔵さんが該当しますが、暴行事件を思い出しました。本人の振る舞いと周囲の印象があまりにかけ離れてると、衝突がおきやすいのは私自身も経験済。相手を制する「圧」のようなものが、本人の気づかない間になくなってしまってるんですよね…
このタイプの流れの人は「一度傷ついた自己肯定感を、大人になって再構築する」ことが人生の鍵になります。身強→身弱は「奪われた力」ではなく、「新しい力(共感力・空気を読む力)」を育てる時期。
特に、天報星は想念の力を使えるので、生き方を学び直してから、人生がめちゃ楽になりました。
身強の時は、自分のことは自分で守らないといけないし、時として戦うことも求められ、やりたいことも自力で叶える、苦労もめちゃくちゃ多い。それが、身弱になると、基本受け身、タイミングよく他人に助けて貰える、無駄が減る、気がついたら夢が叶ってる…今は身弱最高と思って暮らしてます。
あの自馬力でがんばらないといけない身強をもう一度、と言われたらぜったい無理。老年期も最見弱なので、これからも想念の力を上手に使い、流れにのっていきていこうと思います。