算命学を学んだ1番の収穫は「自分の思考癖や生き方の傾向」を知れたこと。
特に、陰占が持ってる特徴は、持って生まれた変わらない性質なので、自分とは全く違う感じ方や生き方をしてる人を見ると「どうしてあんなことができるんだろう??」と不思議でした。
良い方向で使えてることはそのまま活かし、悪い方向に作用してることは、日々意識的に偏りすぎないようすること。それが自分を大切にすることに繋がってることを日々感じてます。
算命学すごいっす。
①現実に急き立てられやすい
私は、日干である壬水が火囲まれています。特に隣の年柱に「丙午」という天将星になる強い火があるので(忌神帝王)、時には自分を犠牲にしてまで、現実での結果を出すことに駆り立てられます。
これは、もうまさに私の人生そのもの。
子供の頃から何をしてもある程度結果を出すので「要領が良い子」と言われてきたけど、当の本人は「結果を出さなければ申し訳ない」という思いで、常に150%の力で目の前の課題に取り組んで来ました。ムチで体を打たれるような感覚。すごく疲れるし、実際頑張りすぎた挙句に体が動かなくなるということを繰り返して来ました。
「最大限の努力をし、最短で結果を出す」
その生き方が人としてあるべき姿だと思ってたのに、算命学を知ったことで、私が勝手にしてた生き方なんだ、と腑に落ちました。
グッと体に力が入りそうになったらアフォメーションしてます。
無理に頑張らなくて大丈夫。私は必要な時に立ち止まり、休むことができます。エゴや恐れからコントロールするのではなく、宇宙と人生の流れに添い、水のように自由に生きます。
関連 日干の壬水を活かす生活習慣【火と相剋する命式の対処法】
②個人行動を否定しない
私の日柱である「壬午」は霊感があると言われる異常干支。霊感といっても幽霊が見えるという意味ではなく
- 予知夢を見る
- 一瞥で人となりがわかる
- 未来予知
があると言われてます。全て子供の頃から自覚があること。むしろ、みんなある程度出来ることだと勘違いしてました。
この力があると、個人行動が1番安全。集団になると避けられるリスクを避けれなくなるので、運気が落ちます。原典にもその通りのことが書かれてました。陽占で出てくる星も、個人の星4つに対し集団の星1つ。
集団行動を求める人は、集団でこそ自分の宿命を消化出来る(メリットがある)人。
日本は「和」が大切な文化なので、個人行動を批判してくる人と人生で数えきれないほど出会いましたが、それは人の宿命を潰すような行動でしかなく、こちらが罪悪感を感じて、萎縮する必要はなかった。
これからは、堂々と個人活動して持ってる力を最大限で使い、その結果を社会にも還元できたらと思います。
自分を大切にすることは、自分を光らせ、それは自然な形で人の助けになる。
③飽きっぽさを否定せず、移動を大切にする
多芸多才の変化星である天報星を2つ持ってます。
1つでも落ち着きがない人生になると言われてるのに、2つあるとその消化のために居住地もコロコロ変えます。
実際、転勤族なので3年に1回は引越してますし、旅行が大好きで、海外は30カ国以上&国内も九州以外は全県制覇。魂が移動を求めてるのか…
飽きっぽさを否定されることもあったし、自分自身でもコンプレックスだったけど、宿命の消化だったと思うと、自信になりました。何をやっても器用にこなせる、のはこの星のおかげだったんだと今は誇りです。
自由に動くことは集団になるほど難しいですから、個人を活かす生き方が星図で繋がっていくな〜と思います。
④中心星を大切にする
私の中心星は司禄星。良妻賢母の星と言われ、家庭を大切にすることで光る星です。コツコツと時間をかけて信頼を蓄積するため、輝くのに40年かかるとも。
飽きっぽい天報星と正反対の星ですが、司禄星でどっしりとした家庭を土台として育て、人生は自由に身軽な生き方をする、と決めてます。
私は1人でも強いし、2人だと優しい
…とまぁ、こんな感じで算命学で知った自分の生き方の癖を、これからも人生に落とし込んでいけたらと思います。