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【複雑性PTSD】抑鬱の波とポリヴェーガル理論の実践

小さな抑鬱の波に落ちてました。以前と違うのは自己否定の気持ちをもたず「今は休憩するように、と体が言ってくれてる」と思えること。それだけも随分救われます。

トラウマ克服で避けられない喪失期間

今回のプチ抑うつは「グリーフ(大切なものを喪失した後の心・体の反応)」でした。

この本に書かれていた内容が自分の幼少期にドンピシャで、読みながら号泣。親の庇護下にいなければ生きていけない子供にとってトラウマとなる虐待は身体的・性的虐待に限らないこと。日常で起こりうる精神的虐待と、その経験を負った子供が大人になるとどのような病気を発症しやすいか、について書かれてます。

私と兄弟の病気がそのまま書かれてました。条件も同じ。泣く。両親に言いたい「お前らは子供を持てるような人間じゃなかったんだよ」と。

就職や結婚、子育てなど人生が軌道に乗り始めると身体に不調が現れ停止せざるおえない状況になるのも同じでした。

幼少期の環境を客観的に振り返ることで「ごく普通の一般家庭だと思っていた幻想」が打ち砕かれ、私は両親に愛されてなかったんだ、私の心を大切に思ってくれた人はいなかった、だた1人でサバイバルしただけだった、と言う現実に打ちのめされそうになりました。正直今でも考えると辛いです。こんなに頑張って生きてきたのに誤解され否定され、それでもまだ他人に役立つことを考えてる、そんな自分にようやく気づけた気がします。

私が大切にしないといけないのは「頑張って生き抜いた私」だった。私はわがままなんかじゃない。悪い子じゃない。

体の状態に合わせて行動を変える

怒りや不安の波に体が包まれた時に具体的に行動を変えれるようになったのがポリウェーガル理論でした。

ポリヴェーガル理論とは

イライラや興奮:赤
不安や恐怖:青
安心や穏やかさ:緑

体の状態を3つで色分けし、自分は今どの状況かを把握します。大切なのがどの色も生きてく上で必要であり否定しないこと。

例えば、
落ち着いてた体調がまた悪化してくると不安の青を感じ、なぜこんなに何度も苦しむことになるんだろうとイライラの赤に体が包まれたとします。青や赤を感じたら、緑(安心)を感じれる行動を意識的にします。

  1. 体に症状が出るのは疲れてるサインだから休息することを許す
  2. ミルクティーを淹れゆったりした気持ちで飲む
  3. 必要な薬を飲んで眠る

当たり前の行動やん!と思う方もいるかもしれませんが、これができないのだ、強迫観念と罪の意識の中で生きてるアダルトチルドレンは…

  • 迷惑をかけたらいけないといつも通りのタスクをこなす
  • 苦痛や疲労は周囲に話さない
  • 我慢する→爆発

ずっと40年間繰り返してきました。周囲に辛さを訴えないから「比較的自由にやりたいことやってる人」と家族にさえ認識されて生きてきましたから。

この自分を緑の状態に持っていける行動パターンリストがまだまだ少ないないので、どういう時に自分が幸せを感じれてるか、日々感じながら過ごしてます。

「普通」が羨ましい

他人が書いた本やブログを読むのが大好きです。愛読するのは自分と似てる人、と自分が歩みたかった人生を生きてる人。後者は

  • 海外暮らし
  • 自分の「好き」を大切にしてる
  • 心身が健康

最近気づいたのが、目の前に起きた悲劇や苦しみに引きづられずに毎日自分のやりたいことに取り組んでる方が好きなんだな、と言うこと。憧れであり、そして時には嫉妬の感情を刺激されることもあります。どうして私には出来なかったんだろう、と。

過去は変えれないので未来の自分がそうなれると信じてパーツケアをコツコツ続けます。

他人を応援してる段階ではない

どん底から1度目の回復期だった2年前にスノストの推し活をしてます。と言ってもCDを大量積みする熱いオタクではなく、ファンクラブに入り、Youtubeを見て、映画を見に行き、ツアーDVDを買う、と言うくらいのお茶の間ファンにちょっと毛が生えた程度。それでもね、メンバーの誰かが炎上したら「大変!!」と神社に願掛けに行ったりしてました。直接助けることは出来ないから神様に祈るしかない!と思ってた健気な私w

それが複雑性PTSDに向き合うようになってから段々と冷静になり「ん??人の願掛けしてる場合じゃなくね?」と思うようになりました。多分神仏もそう思ってたでしょう。「まずは自分どうにかしなさいよ…」と。推し活自体はエネルギーの相互交換ですし、とても良いことだと思う。だけど魂を相手に渡しすぎたらあかん。

まずは自分に使うこと。余ったら他人に回す。

これがACはとっても苦手。過剰に空気を読み、他人の苦労を察し、1人で消耗してしまうのです。

タイムリーにジェシー君が熱愛対応で大炎上してて、勉強になりました😇

まずは自分の人生が1番優先

母親は「あの人は自分のことしか考えてない」が口癖でしたが、母親こそ自分のことで頭がいっぱいの人でした。この呪いで「他人のことをまず1番に考えないといけない自分」が出来上がったのでした。7歳までの養育環境で95%思考のベースが出来ることが精神医学で判明してます。自分ではどうしようもなかったことだからこそ、自分のことはもう責めない。

この本を読んでヨガの良さを再認識したので、心や思考だけでなく、身体からのアプローチも続けます。

まとめ

  • グリーフ期間がやってきた
  • ポリヴェーガル理論を実践中
  • 他人より自分

最近時の流れが早いです。死ぬときの自分は何を思うのでしょう。