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【赤神神社五社堂】徐福さん歩く999弾の石段。赤神様も参詣者も優しい神社

秋田県の左にぴょこっと飛び出してる半島にある赤神神社を参詣しました。この神社は、男鹿の伝統行事「なまはげ」と深い関わりを持つ場所としても知られています。

参詣中、親切な方が沢山話しかけてくれて、縁もゆかりもない秋田という場所でこんなにも温かい気持ちになると思いませんでした。

赤神神社五社堂とは

赤神神社は、赤神権現を信仰する修験道場として開かれ、歴史的な建築と伝説が融合した男鹿半島を代表する文化遺産です。現在の建物は1709年に秋田藩主佐竹義格(よしさだ)公の命令で造営されました。

住所 男鹿市船川港本山門前字祓川35
最寄駅 JR男鹿駅から男鹿南線バス「門前駐車場」で下車
主祭神 赤神権現
HP https://www.city.oga.akita.jp/

神社が掲載されてる本

999段の石段は杖を!

五社堂は標高約180メートルの山中にあり、999段の石段を登った先。片道25分くらいかな、ゆっくり景色を楽しみながら登ったので、しんどさはありませんでした。

但し、石段は不ぞろいで滑りやすいため、歩きやすい靴での参拝がおすすめ。参道入口に杖が用意されており、登坂の補助として利用できます。

先に参詣して降りて来た方が、親切にも「杖あった方が良いよ!!」とおっしゃってくださり、利用させて頂いたのですが、これがないと下りが辛かったです。本当にありがたかった。帰り道に年配のご夫婦に譲りました。

下りの途中で、エメラルドグリーンの日本海が見えます。

参道は徐福さんが一緒に歩いてくれると、本に書かれてたから、徐福さんが、参詣者の無事を誘導してくださってるのかもしれません。徐福さんと、沢山お話ししました。

同形式の5つの堂

中央の赤神権現堂を中心に、左右に同形式の堂が二棟ずつ並ぶ構造で、各堂には精緻な彫刻が施されており、秋田県の近世社寺建築の特色をよく示しています。この建築様式は、修験道の道場としての歴史を持ち、山伏たちが修行を行った場所だそう。確かに神社というより、お寺の空気でした。

中央のお堂にはおみくじがあります。今の悩みを相談してしたら「時間はかかるけど叶う」と書かれてたので嬉しかった♡

自分で出来ることをコツコツ取り組んで、また参詣できることがあったら、神様に嬉しい報告できたらいいな。

授与所は閉まってました。

なまはげ伝説との関係

五社堂にまつわる伝説では、漢の武帝が5匹のコウモリを連れて男鹿にやってきたところ、それらが鬼に変わり、村を荒らしたとされています。村人たちは、鬼たちに「一晩で千段の石段を築ければ娘を差し出すが、できなければ山へ帰れ」と提案しました。

鬼たちは999段まで築いたものの、村人の策略で鶏の鳴き声を真似され、夜明けと勘違いして山へ帰っていったといいます。この伝説が、男鹿の「なまはげ」行事の起源とされ、毎年1月15日に行われる「なまはげ柴灯(せど)まつり」へとつながっています。

参詣後の感想

参道と境内で出会った方の大半の方から話しかけられました。東北参詣でこんなこと初めて。神様と徐福さんが遠方から来た私たちを気遣ってくれてるのかな…と嬉しかったです。

正直、男鹿はとても遠いです。でも行ってよかった。お魚も美味しくて、ホテルも快適で、温泉も最高でした。遠いからこそ、また行けたらいいな。

まとめ

  • 中国の神様が祀られた神社
  • 参道は徐福さん(見えない世界の方)が案内してくれる
  • 石段には杖があると安心