山梨県笛吹市にある大蔵経寺を参詣しました。1300年以上の歴史を持つ真言宗智山派の古刹です。
目次
大蔵経寺とは
大蔵経寺は、奈良時代の養老6年(722年)に高僧・行基によって創建されたと伝えられています。当初は「菩提山長谷寺」と称されていましたが、室町時代の応安3年(1370年)、足利義満の子・観道が入山し、武田信成に命じて伽藍を再建。その際、仏教聖典の総集である大蔵経を五重塔に奉納したことから、寺名が「大蔵経寺」と改められました 。
住所 | 山梨県笛吹市石和町松本610 |
最寄駅 | JR中央本線「石和温泉駅」北口より徒歩約5分 |
宗派 | 真言宗 |
HP | https://www.daizokyoji.org/ |
神社が掲載されてる本
なし
拝観料400円
入り口で拝観料400円を支払って中に入ります。大蔵経寺は多くの貴重な文化財を所蔵しており、撮影も自由。
見終わった後は「400円でこんなに優雅な時間を過ごせるなんて…」と思いこと間違いなし。
- 国指定重要文化財:室町時代に描かれた「絹本著色仏涅槃図」は、釈迦入滅の様子を描いたもので、画僧霊彩の作とされています 。
- 山梨県指定文化財:観道上人が納めた仏画など4点が県の文化財に指定されています 。
あまりの美しさに感激。
四季折々の花々が咲く庭園
境内には四季折々の花々が咲く庭園があり、広い堂内でまったり過ごしながらその景色を楽しめます。
三面大黒天様
江戸時代には徳川家との縁が深まり、徳川家康の念持仏とされる「三面大黒天」や「権現堂厨子」が現在まで残されています 。まさかこの場で会えると思わず感激。目黒の大圓寺以来です。
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他の参詣者さんが居なかったので、長い時間お話しさせて頂きました。こんなにリラックスして大黒様とお話しするの初めてす。
お堂が広く、参詣者はみなさん思い思いの場所でのんびりすごされてました。
仏画体験
広い客間に仏画が用意されてます。一度やってみたいと思ってたので迷わずチャレンジ。
6種類の中から選べました。塗り絵なんていつぶりだろう…思ったより難しくて、自分のセンスの無さに笑えました。
仏画が描けたら仏様に奉納します。
石和温泉七福神まいりの一環として、寿命を司る福神「寿老尊」が境内に祀られており、御朱印もありました。
参詣後の感想
行ってよかった😭
お堂の中でまったり過ごしたおかげか、溜まっていた心のモヤモヤが吹き飛びました。夫からも顔つきが変わったと言われたので、きっと悪いものを祓っていただいたのでしょう。
しんどくなったらまた来よう…お寺の方もすごく親切でした。
まとめ
- 広い庭園に沢山の美しい絵画
- 三面大黒天様に会える
- 仏画に色塗りできる
大蔵経寺の背後にそびえる大蔵経寺山は、山梨百名山の一つに数えられ、登山道の入口は境内にある物部神社の裏手にあります。歴史と自然が融合したお寺で、贅沢な週末を過ごせました。感謝。