念願叶い青森にある恐山の宿坊に宿泊しました。
幸せな青森2泊3日旅行のレポです♡
目次
恐山菩提寺とは
比叡山・高野山とともに日本三大霊山といわれる恐山です。外輪山に囲まれた霊場は、外部からは見ることのできない途絶された場所。
賽の河原には亡くなった幼い子供を弔うために両親が積んだ石や、くるくるとまわる風車があり、独特の雰囲気が漂います。
住所 | 青森県むつ市田名部宇曽利山3−2 |
最寄駅 | JR下北駅より車で約40分 |
宗派 | 曹洞宗 |
HP | https://osorezan.or.jp/ |
このお寺が載ってる書籍
空港から車で2時間半
アクセスは、、、良くないです。空港からレンタカーで2時間半かかりました^^;土地勘がない場所なのでクタクタ。
電車でも最寄り駅から車で40分なので、車は必須です。
三途の側を渡って駐車場に到着した時は、夫婦ともに疲れて無言になってました^^;
駐車場はめちゃ広く停めやすかったです。
恐山には食事処あり
駐車場にはお食事処も併設されてます(空港からの道中何もないのでかなり有難い存在でした)
私たちはチェックアウトの後に、お腹を見たしてから出発しました🚙
入山料は500円
宿坊に泊まる場合も入山料はかかります。
大人一人500円
立派な山門と綺麗な宿坊
入るとすぐに立派な山門が見えます。ここを超える手前に宿坊があるので、先に荷物を預けてから境内を散策することにしました。
※宿坊は素晴らしく綺麗なホテルなみの環境でしたが「館内設備の撮影禁止」だったため紹介できません~残念。
龍神様とお稲荷の神様に挨拶
桜井さんの書籍で紹介されていたこの辺りの天気を管理?している龍神様にまず挨拶に伺いました。
ありがたいことに私たちが滞在した二日間はめちゃくちゃ快晴で、澄み渡る空にも感激。
雲が独特?で東京ではみたことのない景色が広がってます。
圧倒される光景でした。
境内にある無料の温泉
桜井識子さんの書籍を読んで一番行きたいと思っていたのがこちらの境内の温泉。
境内の参道横にあるんですー!温泉がー!温泉を出ると横の参道を団体の参詣者さんが歩いてるのでなんともシュール。
お湯はかなり熱め。お水を入れて調整できるようになってます。
疲れのせいか胃のムカつきがあったのですが、温泉に入ったらすっかり治りました。すごーい。
到着した日の夕方と翌朝に入りましたが誰にも会わず貸し切りで満喫しました。
女湯は2種類あります。
地獄めぐりスタート
温泉で元気になった所で地獄めぐりスタート。
奥の院でお不動さんに挨拶
桜井識子さんの書籍でも登場する道が繋がってるお不動さん。
夫と二人でご真言を唱え(気が付けば夫も覚えた)何か悪いものがついてたら祓って下さいとお願いしました。
奥の院からの眺めは抜群です。階段が少々きついですが、是非登ってみてください。
賽の河原で石を積んでみた
至る所に石が積まれてます。
- 父の成仏のために
- 祖母の成仏のために
- 夫の祖母の成仏のために
と唱えながら順番に積みました。ニコッと笑ってくれてる亡き家族の顔を想像するとそれだけでも心が癒されました。
極楽浜で亡き父と会話
そしてついにー!たどり着きました!極楽浜です。
こんな綺麗な湖あります?透明で飲めそうな勢いの見た目(酸性度が高いので飲めない所か入れません)
見上げると真っ青な空。
ここまで天気が良い日は珍しいらしいです。恐山は霧が出やすく、この地獄めぐり全体が霧に包まれてることもあるそう。ラッキーでした。
恐山へ行く前に、麻布にある長谷寺と明治神宮で「道中トラブルなく無事お参りできるよう」お願いしてきたので、きっとそのおかげ。
仏様、神様、ありがとうございました。
帰宅したらお礼参りににかねば。お礼参りで菩薩様と神様と色々お話するのが楽しみ。
参詣後の感想
死ぬまでにまた行きたい。切実にそう思える場所でした。すんごく遠いけどw
帰り道、普段あまり考えないようにしてる「死別」について夫と話し合いました。
「あなたが先に死んだら、必ず恐山まで行くから、極楽池で会おうね」
2人同時に亡くなるより、どちらかが亡くなる可能性の方が高いわけで、自死を考えてた私がいうことではないですが、残され方は相当辛い。
今かる~く想像してみるだけでも夫がいなくなった現実世界でどう生きていけるのか自信がありません。
出来る事なら先に死にたいなぁ。いや、一緒に死ねるのが一番なのかな。うーん、わかりませぬ。
まとめ
- 青森にある死者に会えるお寺
- 宿坊が最高におすすめ
- 境内の温泉は必須
日本三大霊山である比叡山・高野山・恐山の中で一番居心地がよかったです。
何より宿坊が居心地良すぎて(笑)月1でも行きたいくらいです。青森の方がうらやましい~