渋谷駅から徒歩10分の金王八幡宮を参詣しました。
明治神宮もそうですが、都会のど真ん中に異空間を作り出してる神社でした。
目次
金王八幡宮とは
源義家により1092年に創建された渋谷・青山地区の総鎮守。当初は渋谷八幡宮と称されていたが、渋谷金王丸(※)の名声により、金王八幡宮と称されるようになりました。
※渋谷八幡宮での祈願により授かった子供。平家物語のスター。
住所 | 東京都渋谷区渋谷3丁目5−12 |
最寄駅 | 渋谷駅から徒歩10分 |
主祭神 | 応神天皇(おうじんてんのう) 品陀和気命(ほんだわけのみこと) |
HP | https://www.konno-hachimangu.jp/index.html |
春日局が寄進した「虎」の社殿
徳川家光が将軍になった記念に寄進された社殿です。
同じく徳川家の全盛期に寄進された赤坂氷川神社と似てる!
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彫刻デザインは、同じく徳川家ゆかりの日光東照宮や上野東照宮を彷彿とさせます。この時代に流行ってたのか、このデザインが徳川家の好みだったのか。
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この金色がまさに徳川家!
(しかしながら家康さんはキラキラが好きだったわけではないそう^^;)
躍動感のある虎。ガォー!
まあるい空気の優しい境内
「八幡」といえば軍神のイメージが強く、かの豊臣秀吉も死後は八幡の神様として祀られる準備をしていましたが、再興を恐れた家康により神社ごと破壊されたという過去があります。こちらの主祭神である応神天皇も勝負運を司る神様。
今の私の生活は「何かに勝つ」というイメージから遠い生活なので^^;ちょっと違うかな~参詣してもしっくりこないかな~と事前に迷ってました。
ところがどっこい。鳥居をくぐってびっくり。まったりとした空気感なのです。
境内に長椅子も用意されており、お昼時だったこともあり、のんびり食事されてる方もいました。
良い雰囲気の境内でも、椅子がなかったり狭いと足早に境内を去ることになるので、こういう配慮はありがたい。
同じく長椅子が用意されてる神田明神を思い出しました。将門さんの所にもそろそろ行きたいな。
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渋谷とは思えない自然豊かな神社
明治神宮も原宿駅すぐ近くで「森の中にある神社」ですが、こちらも負けておりませぬ。
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見上げると空と木だけ。気持ち良い~
もちろんすぐそばにビルはあるのですが、にも関わらず境内は静寂に包まれており、異空間を醸し出してました。
このまったり感、驚き。
とはいえ勝負運の神様なので、サラリーマンの方が次々来てました。そういう所も神田明神さんと同じですね。
平日の昼間でしたが御祈祷も複数回拝見しました。
霊験あらたかなんだろうな~
参詣後の感想
行く前に迷ってたのが嘘みたいにリラックスできる境内で、休憩用の長椅子でまったりと過ごさせて頂きました。
これが渋谷から徒歩10分なんだから驚き。
ここに来る前、慣れない渋谷駅前でバスターミナルに迷い込み、迷路のような通路をあっちこっちしていたら、突然おじさんに大声で怒鳴られた私。あまりの突然のことにびっくりしてたら別の係の方が「どちらに行かれるのですか?」と焦ってフォローに入ってくださり事なきを得たのですが、男性と一緒だったらあんな怒鳴られ方絶対されなかっただろうな~と意地悪な気持ちで思ってしまいました。
女性なら一度は経験したことがあること。女にだけとても高圧的に怒鳴りつける男性。女性に体当たりしながら歩く男性が一時期ニュースで取り上げられてましたが、あの経験も私はあり、点と点が繋がるようにもう忘れてた過去が沸々と思い出され、悶々ととした気持ちで神社までの道を歩いてました。
そのとげとげしてた心がすーーーっと丸くなりました。境内ってすごい。鳩が沢山歩いててかわいかったです。
渋谷駅前も少しわかったし、また行こうっと。次は間違えないぞー。
まとめ
- 渋谷駅すぐ近くの癒しの神社
- 境内でまったり過ごせる
- 勝負運に強い神様
近くに美味しいカフェと渋谷氷川神社もあるので、また行くと思います。素敵な場所と出会えて感謝です。
いつか桜井識子さんの著書で紹介されたらいいな。