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元三大師おみくじの凄さ。100社でおみくじを引いて感じたこと

先日、夫のお礼参りに喜多院へ行きました。夫は元三大師さんにとても可愛がって貰ってて困り事があるとここにいつも来てます。そのおかげで私もちょくちょくこちらのお寺でおみくじを引かせて頂いてるのですが、アドバイスが的確すぎて怖いくらい。色んなお寺を参詣してるからこそ凄さがわかる、元三大師みくじ。

元三大師おみくじとは

現在神社仏閣にあるおみくじは、天台宗の元三大師が考案した「観音くじ」が始まりと言われています。つまり元祖おみくじ。一般的な神社仏閣おみくじと比較すると「凶」が多くメッセージもなかなか辛辣です。

時や人を選ばず必要であれば「凶」が出るので、初詣のめでたい雰囲気やお子さんでも凶を引いて凹んでるのを何度見たでしょう…年初で凶が出るってなかなか辛いぜよ。

リアルな現状を教えてくれるのが元三大師みくじなのです。関東だと埼玉の喜多院と調布の深大寺で引けますが、個人的には喜多院の方がメッセージが分かりやすいのでおすすめ。

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対して神社の神様はタイミングを見て優しいメッセージをくれることが多く、誕生日だったりガッツリ凹んでる日は「大吉」くれたりします。

元三大師おみくじの凄さ

希死念慮から始まった私の参詣。初回の参詣では

「10中8、9死ぬ」

と出ました。とほほ。こんなこと言うおみくじあるんかいな…と逆に笑えました。そこからずっーーーと塩おみくじが続きます。

「名誉も仕事もない状態」
「水の中の月を掴もうとしてる」

「願いは叶わない」
「他人に騙される」

一緒に参詣してる夫はその間に何度も大吉を貰い、それを横で見てる私の虚しさよ😇

それが体調回復とともに少しづつ優しい言葉になっていったのです。本当に絶妙な言葉の変化でした。

「ようやく乾いた池に水が戻ってくる」
「ボロを脱ぎ捨てて綺麗な着物を身にまとえ」
「長い間の悲しみも次第に消える」

そして元気になってきてそろそろ何かやりたい!と思ったタイミングでは

「瀕死になった人間はすぐに元気にならない。控えめに過ごせ」

と自重のお言葉…焦りやすい私の性格がバレてる。そしてついに先日

「乾いた地面に落ちた魚状態だったけど、運よく近くの川に戻れたぞ」

と言って頂けました。乾いた地面に落ちた魚って死ぬやつやん〜。本当に死に際まで行ってたんやなと漠然と感じ、今の日常が不思議に思えます。桜井さんの著書に出会わなかったら私と夫の人生はどうなってたんだろう。

「福徳が自然と増して、人生が光輝くでしょう」
「紅花が咲いたような喜びに満ちた顔になる」

2度と乾いた地面に落ちないよう気をつけますw

神社ですごかったのは「白山比咩神社」

神社のオリジナルおみくじで印象に残ってるのは金沢にある「白山比咩神社」でした。体調がすこぶる悪かった時なのでメッセージは辛辣でしたが(否塞の凶運と言われたw)、具体的で読み直すと改めてすごい。

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まとめ

  • 元三大師みくじは元祖おみくじ
  • 凶が多く辛辣だけど的確
  • おみくじってすごい

神仏からメッセージを貰えるのは日本で暮らす大きな恩恵だと思う。これからもお世話になります〜