山形県の刈田岳山頂にある刈田嶺神社奥宮を参詣しました。
山頂には巨大な火山口もあり、風もビュービュー台風並みに強く、パワフルな神社でした。
識子さん曰く、とっても強い山岳系神様がいらっしゃるみたい。
目次
刈田嶺神社奥宮とは
蔵王連峰の宮城県側、刈田岳山頂にある神社(創建679年?所説あり)。山麓の刈田嶺神社里宮と対になっており、ご神体が夏季は「奥宮」、冬季は「里宮」にと、両宮の間を季節遷座します。
住所 | 宮城県刈田郡七ヶ宿町 |
最寄駅 | 「蔵王刈田山頂」バス停から、徒歩10分. |
主祭神 | 天之水分神 国之水分神 |
HP | https://www.zao-machi.com/ |
駐車場から約200mで山頂(標高1,758m)
駐車場から見上げると遥か遠くに見える鳥居。あそこまで登るのか~と思ったけど、意外としんどくありませんでした。
とにかく風がびっくりするほど強いので帽子がとばないよう注意。
道中にある御釜(火山口)
100mほど登ったところで御釜と呼ばれる火山口があります。こちらを目的に来られてる方が大半?なのかも。沢山の観光客の方がいらっしゃいました。ワンちゃんも頑張って登ってましたよ~
お盆時なので火山口の覗くのは少し怖かったですが、大迫力でした。
ここまで来たら残り100m。まぁまぁ坂道はきつめなのですが、整備されてる道なのでフラットシューズでも問題ありませんでした(砂利なので少し歩きづらいくらい)。
雲が火の鳥のよう。
力の強い山岳系神様
山頂までくると雲が近い!
この日は8月の猛暑日でしたが、22度くらいまで気温が落ちたのですごく気持ちよかった♡
識子さんいわく、とても強い山岳系の神様がいらっしゃるみたいで、外出時用のお守り購入されてました。
桜井識子 前回のお守りの神社
なんとこちらの神様は、役行者さんが吉野山から蔵王権現を勧請したことが始まりと言われてるそう。奈良からここまで歩いてきたの?!とびっくり。
奥羽山脈を修験道の場にしたのも役行者さんと言われてるそうで、、、改めてすんごい方ですね。
ご神体は、夏季に山頂の「奥宮」に、冬季は麓の「里宮」にと、両宮の間を季節遷座しているというのも雪国ならではですね。
緑が豊かというより、火山口もあり荒涼とした風景。強い風が余計なものを全部そぎ落としてくれるような感覚がありました。
欲や穢れを落として原点に戻る、そんな場所でした。
恐山を彷彿とさせる神仏習合
恐山を思い出す石積み。明治政府の神仏分離を経て今の刈田嶺神社になったそうで、お地蔵様も多くいらっしゃいました。
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参詣後の感想
「今までの苦労がついに報われる時が近づいている」
めちゃめちゃ嬉しー!!!!出羽三山の神様には「芽は出たけどまだ空気は冬やから焦るな」と言われたので、まだ春は来てないけど近づいてるってことに違いない。よーし!!もう少し、がんばるぞー!!
実は、旅行の最後に大失敗もしたのですが…大事にならずに済みました。守って頂いてる存在に感謝です。
まとめ
- 刈田山山頂にある神社
- 力の強い山岳系神様
- 火山口(御釜)がある
夫が御釜を見たい!と言ってくれたおかげで偶然たどり着いた神社。識子さんがブログで紹介してることは帰宅してから知りました。
だからここに来れたのは夫のおかげ。ありがとー、夫よ。