仏教と言えば..先祖供養。
父が亡くなってから、墓参りだけでなく、写経や護摩木など先祖供養に良さそうなことは取り組んできました。
が、どうも手ごたえがなく、昨年の青森恐山で「もしかして父は成仏してないのでは?」と疑念がわくようになりました。
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不安は的中。
霊能者の方の力を借りて、先祖供養して頂きました。お盆前によかったです。
目次
成仏を拒否していた父
父は無口で感情を表にだすタイプではありませんでした。執着とは真逆であまり周囲に関心がないイメージ。
が、まさかのまさか、家族と自分だけ仲間外れになるのが嫌で、成仏せずに5年間もこの世に居たのです~衝撃。
お父さん、そんな寂しがり屋やったんかいな。そしてさらに意外だったのが夫婦縁にもこだわっていたという点。
私の母は強烈な人だったので、父親にも相当な当たり方をしてました。子供の立場からすると「お父さんは結婚して幸せがあったのだろうか」と常々思ってましたが(生きてて楽しいことあったのかな…とまで思ってた)、案外絆はあったんだなぁと。
そういえば、お葬式でも母が号泣してびっくりしたもんな~(冷めた目で私は見てましたが)
今回の先祖供養で、父も納得して上がってくれたようなのでほっとしました。また来世で会おう、みたいな感じだったようですが、私はもう生まれ変わりたくないんや~
供養しても本人が受け取らないと届かない
檀家制度の残る田舎
父方も母方も檀家制度の残る田舎なので、葬儀はもちろん年忌も50回忌までやってますし、お盆やお彼岸にはお坊さんに自宅に来ていただき仏壇にお経をあげてもらってます。墓参りももちろん、です。
にも関わらず、今回父を含めて4体の未成仏のご先祖様が居たのです~、、、
4体の未成仏のご先祖様
- 父親
- お迎えを拒否
- 供養の仕方に満足してない
- 未練と執着で供養が届いてない
祖父母の兄弟姉妹、あるいはその配偶者にあたる方とのことなので、遠縁のご先祖(1人は父方の祖父母の系譜、もう1人は母方の祖父母の系譜)です。多分会ったこともないんじゃないかな。
以外のご先祖は輪廻転生に乗ってるようなので、田舎の檀家制度も悪くないな~と思いました。しっかり供養されてるみたいでほっ。
成仏してない方も「線香のにおいがとてもするので供養はされてるはず」とのことでした。
が、本人が行く気なかったら届かないようで….
これってやっぱり生きてる時にある程度覚悟とか、未練を手放す意識を持っておかないと、死後困るんだなと勉強になりました。
私もわがままな人なので、ほんと、、気を付けます….
先祖供養はプロの手を借りる
識子さんの本を読んでると、先祖供養は阿弥陀如来様や観音様のいるお寺へ行けばできる、写経をすれば、と思ってたけど、それはあくまでも成仏を望んでるご先祖様にとって助けになるよ、という話で、そもそも成仏する気がなく、この世にとどまりたいと思ってるご先祖は、お寺にもついてこないし、供養そのものが届かない、といういい勉強になりました。
うーん、やっぱり色んなケースがあるんだなぁ。
今年は恐山菩提寺で先祖供養を申し込もうと思ってたし、霊能者の方の力を借りるべきなのか迷ったのですが、結果として相談して本当によかったです。
だって、いくら線香を焚いて御祈祷しても届かないんだもん😿
実際、手ごたえが今までなかったんですよ~~~~。だからこの結果に納得してます。
まとめ
- 父は成仏してなかった
- 供養が届かないケースがある
- プロの手を借りるのも手
これからもお墓参りは続けようと思います。お父さん~死んだら会おうね~