山中湖畔にひっそりと佇む山中諏訪神社を参詣しました。古来から安産・子授け・縁結び・子育てにご利益があるとされる名社です。
目次
山中諏訪神社とは
西暦104年(崇神天皇7年)に疫病鎮伏のために創祀されました。武田晴信(信玄)が北条氏との戦いの際、祈願して本殿を造営寄進し、1600年代以降に、安産子授け信仰が根付いたと言われてます。
住所 | 山梨県南都留郡山中湖村山中御所13 |
最寄駅 | 富士急行「富士山駅」よりバス約25分 御殿場線「御殿場駅」よりバス約45分 |
主祭神 | 豊玉姫命(とよたまひめのみこと) 建御名方命(たけみなかたのみこと) |
HP | https://www.suwajinja.com/ |
神社が掲載されてる本
境内が竜宮城のよう
駐車場から可愛い雰囲気がプンプン。四季折々の植物(梅・桜・紫陽花・ヤマユリ・楓など)に彩られ、遊歩道沿いでは野鳥のさえずりが聞こえます。
この時、野生の鹿が横切ったのでびっくり。神様からと思いました。初夏の夕刻にはムササビを見られるチャンスもあるそう。
すぐそばに交通量の多い幹線道路があり、山中湖の近くなので観光客の賑やかさが直前まであるのに、この神社に入った途端に静寂と野生の動物に会えたそのギャップに魅了されました。
山中明神安産祭り
例大祭「山中明神安産祭り」が毎年9月4日〜6日に開催され、妊婦や新婚女性が神輿に触れながら安産祈願します。
妊婦が神輿を担ぐ様子から「孕み祭り」とも呼ばれ、全国的に珍しく注目されます 。例大祭中は特別御朱印が用意され、大人気とのこと。
御神木の周辺も空気がキラッキラ。
鳥居がない珍しい神社
過去の落雷や火災で鳥居が焼失し、そのまま再建されなかったため、独特な趣がありました。
例大祭では明神山奥宮へのお旅所が設けられ、湖上に「龍の道」が現れる神秘的な光景が伝承されています。
浅間神社や出口稲荷神社、厄神社など複数の境内社があり、巡る楽しみもある広い境内でした。
とにかく可愛い境内なので、子授けの女性の神様がいらっしゃると聞いて納得。境内を歩いてると、気持ちまで可愛らしくなるのです。
由来を読んで、武田信玄が必勝祈願したと知り驚きました😅それくらい今は戦いの雰囲気がないです。
神玉巡拝
4社目ゲット。
参詣後の感想
「ここはまた来よう!」と夫婦で一致。気がいいし、静かだし、幸せな気持ちになる神社でした。日頃から参詣してる北口本宮浅間大社からも車で10分ほど。良い神社に出会えてよかった〜♡
まとめ
- 神玉巡拝の1社
- 山中湖の近くにある自然豊かな神社
- 子授けの女性の神様
山中湖の自然と信仰が織りなす空間で、神聖なパワーが強かったです。出産・安産・縁結びのご祈願を考えている方にぴったりな神社でした。