現在、高尾学館で学んでるテーマは天中殺。不思議なことにそれぞれ天中殺の特徴を聞くと「あ、あの人そうかも」と思い浮かぶ人が1人は居て、調べると100%当たります。算命学ってすごいw
その中でも特に印象に残ったのが「辰巳天中殺」でした。
北方・精神世界が欠落してる辰巳天中殺
北方・精神世界が欠落してる辰巳天中殺は
- 他人の気持ちがわからない
- 実体験からしか学べない
- 超現実主義者
- 想像力がない
- 言葉で伝えても理解できない
- お金や物を重視
なので、スピリチュアルや占いに興味が向く人は少ないそう。面倒事を軽々しく依頼してきたり、的外れな謝罪をするのは、辰巳天中殺さんの特徴。本人に悪気ないからこそ、周囲含めて辛いものがあります。「え?!」と驚くような身勝手な言動を素でやる人、というか。
この特徴を聞いた時に思いついたのが、母と友人Rちゃんと同僚Mさんでした。調べたら見事にビンゴw 結構わかりやすい天中殺さんだと思います。
母の場合
私が、定年まで勤め上げた父のことを「大変なこと沢山あったと思う」と言うと「え??男の人はそういう風に体が出来てるんじゃないの?そんな言うほど大変かしら」と専業主婦の母が言った時は、言葉が出ませんでした。想像力の無さよ。
テレビでアフリカの飢餓が映し出された時に母が言った言葉。
「この人達は、こういう世界しか知らないから、この状況が辛いわけではないと思う」
飢餓が辛くない人間なんておらんわー!!!
「経験しなくても想像したらわかる」という世界がない人でした。しかしながら、自分が経験した苦労話だけは語れるので他人から見ると、とんでもなく自分本位な人に見えてしまう。なかなか辛い人生だと娘の立場でも思います。
友人Rちゃん
この子は対人関係で結構滅入ってました。
- 自分がやりたくないことを当然のように人に押し付ける
- やってもらった相手に感謝もなければ、代わりに何かする努力もしない
相手の負担や苦労を想像できないが故の行動、と思うと納得。彼女自身、なぜ人間関係が上手くいかないのかわからないようで「言葉が通じない人の方が楽」と留学生の友人が多かったです。思い出すと、切ない。
言葉で説明しても理解しない彼女から離れていく人が大半でした。
社会に出てからも人間関係が上手くいかず、今は専業主婦です。しかーし、Rちゃんは変わったのです。3人の子育てと義理家族に揉まれ、別人のようになりました。会うたびに驚くほど気遣いをしてくれる女性なり、今ではこちらが慌てるほど。
「経験」が人生を変える強みになるのが、辰巳天中殺だと教えてくれた存在です。
同僚Mさん
この子もRちゃんと同じです😅
人に仕事を安易にお願いする(相手の負担は考えない)
→他人が困ってる時はスルー
→誰も仕事を手伝ってくれなくなる
→ようやく理解して対応できるようになる
「あの子なんなん!?」という声をよく聞いてましたし、私もそう思ってました。側から見ると「経験して、他人の気持ちがわかった」というより、自分が助けてもらえないから仕方なく対応する…みたいに見えるんですよね。
人間関係で悩んで摂食障害になったことがある、と言ってたので、なかなか大変な人生だったんだと思います。今は、結婚して子なし専業主婦。
最後に会ったのはコロナ前ですが、相変わずで、双子の子育てしてる育児休暇中の同僚のことを「呑気に暮らしてる」と評して顰蹙買ってました。呑気なわけないでしょ…
策士や意地悪ではない
注意なのが、相手の気持ちを汲めないだけで、策士や意地悪でからの言動ではないこと。悪意がないからこそ通じない悲しみ。
辰巳天中殺さんの理想は、現実社会で経験を積んで他人への理解を高めていくことです。
現実社会での経験から逃げた辰巳天中殺の母に育てられるのは、大変でした。自分が経験してないことに関しては「言いたい放題」でしたから。沢山傷つけられました。
宿命から逃げれば、周囲が疲弊する。このことは自戒として覚えておきます。