「気がついたら多く払わされてる」
「知らぬうちに仕事を任されてる」
「当たり前のように頼られる」
この人と居ると負担が増えるだけ・・・・
そんな経験を一度や二度、経験されてる方がほとんどではないでしょうか?
もちろん私にも痛い経験があります。
人に頼ることが恐怖
誰もゼロやマイナスの人と付き合ったり、掛け算する人はいないでしょう。
でも「0.9」の人とは付き合ってしまうのです。
特に自分に自信がないと、ついこの種の人と掛け算しようとします。『30代のしておきたい17の事』 本田健
いつも誰かと何かをする時、私は「自分の方がたくさんやれる」ことに極端にこだわってしまいます。
これは博愛精神でもなんでもなく、単純に人に物を頼むの苦手で、「してもらう」ことが負担になってしまう性格に因る行動です。
その結果、どうなるか。
プライベートでも仕事でも「0.9の人」に囲まれて過ごすことになりました。
自分の方が常に「する」ということは、そういうことになりますよね。。
つまりは自業自得。。。
過剰な気遣いは自分が役に立ってないのではないか・・というコンプレックスの現れです。
結果、人間関係が負担でしかなく、人と出来るだけ距離を置いて過ごすようになりました。
2人集まるとどちらかが得をして、もう片方は損をする
個人事業主になったばかりの頃の話です。
主婦二人で起業してる方(Aさん・Oさん)に顧客としてお会いしたことがありました。
とてもバイタリティーのある2人で、いい刺激を貰ったのですが、話してるうちに段々と見えてくる2人の力関係・・・
「あれ??これ、Aさんばっかりいい所取りしてない?」
比較的大人しく、優しい雰囲気のOさんが、負担の大きい仕事を一手に引き受けており、一方でAさんは楽な作業ばかり・・・
話を聞くと、2人の間で仕事の振り分けにきっかりした取りきめがあるわけでなく、要領よくAさんが独占してる模様・・・
会社勤めしてる時にも、似たような光景を目にしたし、私自身も経験したことがありますが、同僚を選べない会社勤めと、起業とはわけが違います。
最初は、要領よく立ちまわってるAさんに対する印象が悪く、なんだか苦手だな・・と感じていたのですが、2人との交流が増えるにつれて、自分の中の本当の感情に気付きました。
「Oさん、、なんでこの状況を許してるわけ??」
Oさんは私だった
段々とOさんの責任感の強さを煩わしく感じるようになり、時にはイライラしてしまうほどに。
比較的自分と仕事に対する考え方も近いOさんの言動になぜ苛立ってしまうんだろう・・・
「あ、似てるからだ・・・」
似てるからこそ、なでぜOさんが常に相手よりたくさん仕事をしようとしてるのかがわかる。
自分でもそれが苦しいくて辞めたいと思ってるから、見ていてイライラしてしまう。
Oさんが抱えてるコンプレックスが見えてしまう。
相手に0.9の人を選んでるのは、自分自身のコンプレックスだとようやく気づけた瞬間でした。
そして自分のそういう行動を頭ではっきり「辞めたい」と思うことができました。
0.9の立場に甘えない
まずは自分自身が「0.9」の人にならないこと。
誰でも相手から許してもらえると思うと、その現状に甘え、最悪なことに、「慣れて」しまいます。
「0.9」の人を避けるうちに自分が「0.9」の人になってしまっては本末転倒です。
次はそういう人と出会った時の対処法です。
0.9の人には、はっきりと態度に出し距離を置く
これが一番です。
他力本願の方は、ずうずうしいかと思いきや、意外と敏感。
いや、ほんと普段ガーガーいいたい放題のタイプの方が多いのですが、少し反撃されるとめっちゃ敏感に反応するのでこちらが驚くほど。
彼らは誰にでも頼んでるわけではなく、頼める相手を見極める敏感なセンサーを持ってます。
有難いことに今の時代は電話よりメールが多いので、塩対応することは簡単。
おかげ様でプライベートや仕事が随分楽になりました。
0.9の人はいなくなっても全然困りません。
他人を利用する事ばかり考えてると逆に損をする。他人を利用するだけして恩を返さない人はいずれ孤立する。「どうやったら他人の役に立てるか」をベースに考えろ。そうすれば君の評判は高まっていくし多くの人が将来君を助けてくれる。他人を利用するより他人の役に立つ方が長期的に見ると断然お得だ。
— Testosterone (@badassceo) 2018年5月17日
個人事業主だからこそ脱却できた
正直いうと、今でも人と何かをすると「過剰に行動」してしまうクセは抜けていません。
一人で出来る在宅の仕事で独立したことが今の生活を楽にしてくれました。
個人事業主は孤独ですが、自分で頑張った分は100%自分に還ってきます。
人の分まで頑張ってた人は、その報酬が自分の収入になります。
まとめ:0.9の人と付き合わないために
以前は「定年」がくる60歳が楽しみだったのですが、今は死ぬまで働きたいと思うようになりました。
人間関係が負担になってただけで、仕事そのものは好きだったんですよね。
自分でもそこまで人間関係が負担になってたとは思わなかったのですが、人との付き合いなしで、仕事ができるようになって、毎日が楽しくなりました。
朝起きることが楽しくなりました。
私がこの世界を知ったのは、ブログでした。沢山の可能性を広げてくれた大切なツールです。
なので今度は自分が誰かのきっかけなれたら最高なので、情報発信を続けます。