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地方転職で知った現実。身の置き場所を間違った私の黒歴史

一時期「勝ち組、負け組」という言葉が流行りましたが、地方転職で人間って「同じ」ではないんだな、と身に染みた経験をしました。落ちる時は人間とことん落ちます。私の黒歴史のお話です。

賢い人に囲まれた新卒時代

新卒で入社した会社は頭の良い人ばかりで。教育係の先輩もすごかったし、定年近い部長ですら頭がキレッキレ。頭の回転が速いとこんなふうに会話するのか、、と天然記念物を見るような気持ちで会議に参加してました。

中途半端な私はおとぼけキャラで定着。

その後、転職した外資では新しく英語コンプレックスを抱え、ますます自己肯定感を下げていくのでした。ちーん。

そんな東京での会社員生活にクタクタだった私は、夫の転勤で地方転勤することになった際「次はパートとかで呑気にのんびりやりてぇな」と思ったわけです。はい、楽したいという邪な思いでいっぱいでした。地方なら物価も下がるし、給与減ってもいいや、と。

パートタイムで入社した会社で地獄をみた

地方での転職は即採用。今思ったらそりゃそうだな、と思いますが、会社でおとぼけキャラだった私の自己肯定感は低く、頑張って働こう!と意気揚々としてました。若かったな、私。

想定外の落とし穴

「偏差値が10違うと双方が疲れ、15違うと会話が成り立たない」

職場での辛さはこれが全てでした。おとぼけキャラだった私がこんな経験をするとは思いませんでした。が、私の学歴を知った職場のリーダーが「こんな所で何してるん?!」と驚愕してくれたことで「楽しようとして場違いな場所に来てしまった」とようやく確信。

その職場から抜けるのに相当な気力を削がれましたが、そんなふうに言ってくれたリーダーにはとても感謝してます。都合よく使おうとする人ばかりだったので、何が正解なのか自分でわからなくなってました。

だからこの記事を読んで「あれ?私の今かも?」と思った方がいたら!全力で逃げてくれ!!
私、東大じゃないし…」なんて思わないでくれ!!

どんどん沼から抜けれなるよ
判断能力がなくなってしまうのだよ…

夫から「あなたは中学から私立の進学校へ行ったから、そこが世間だと思ったら大間違いだよ」と言われ、目が覚めました。どっちが上とか下とかそういう話ではなく、自分が快適に無理なく過ごせる場所が人それぞれあることに気づきました。

だから受験ってあるんだ、と納得。学力が近い学生同士の方が無理なく切磋琢磨過出来るってことなんだすな。ちなみ私は中学受験でも大学受験でも第一志望には入れず、そういう経験からも学力への自己肯定感が非常に低かった。書いてて辛くなるw

当時、時代の寵児だったホリエンモンが「ばか!」「そんなの意味ない!」というセリフをメディアが面白がって取り上げてましたが、必要であれば東大に入れちゃう天才ホリエモンからしたら、世間一般と討論なんてやってられないんだろな~。SBI証券の北尾社長とやり合ってたのは面白かった。

地方転職するときの注意点

ほな田舎に引っ越す時はどないするねん、って話ですが、今ならフリーランス一択です。ちょっとイキった感ありますが、もう40だし、ぶっちゃけ雇用もなかなか難しい年になっちゃっただけです。

早いよな〜、年とるの。もう40だぜよ。若い頃、都合よく使われてて泣いてる場合じゃなかった。

だからどうか皆さんは失敗しないでください。

まとめ

  • 自分に合った階層で働こう
  • 地方転職は落とし穴あり
  • 楽すると別の不幸を呼ぶ

書き方が難しい内容だったので、長らく躊躇してたのですが、書けてよかった。

おしまい。