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【個人事業主】白色ではなく青色申告を開業1年目から選んだ理由

税務署に開業届けを出して早いものでもう5年。

最初は、知識がなく手探りだった確定申告も、税理士の先生の記帳指導を受けたり、税務署に直接相談にいったりするうちに、ようやく霧が晴れてきました。

勉強する中で、もっと早く知っておきたかったー!と思うことが多々あったので、その中でも最初の最初に知っておくべき知識をまとめました。

白色申告するなんて損!青色申告しよう

「白色申告の方が簡単そう・・・」

わかります、そーいうイメージありますよね。
私もありました。

現に同時期に独立した友人は、初年度「白色申告」にしたと聞いて「もしや、私も白色でよかったのかな!?」と後悔したことも。

いやいや、白色と青色(簡易簿記)は、手間がほぼ一緒なのに、控除額に10間年の差がありますからー!

種別 記帳法 控除額
白色申告 簡単な記帳でOK 0円
青色申告 簡易簿記 10万円
複式簿記 65万円

「簡単な記帳」が一見すごい魅力的に見えるのですが・・・

白色申告者にも記帳と保管が義務化

以前は、所得(利益)が300万円以下の白色申告者は、帳簿付けの必要がありませんでした。
しかしながら、2014年1月以降、白色申告者全員に「帳簿への記帳」と「記録の保存」をすることが義務化されることに。

つまり、青色申告の簡易簿記とかかる手間はほぼ一緒というわけ。

▼青色申告簡易簿記例

日付 勘定科目 金額 摘要
2019/2/10 消耗品費 10,00 印刷用紙
2019/2/13 広告費用 10000 FB広告代金

エクセルを使えば、家計簿の要領で完成します。

これで10万円の所得税控除が出来るならお特やん!

青色申告は赤字の繰越が可能

白色申告と迷う方は、そもそもの収入が少ない方だと思います。
中には赤字の方もいると思う。

収入が少なければそもそも節税する必要がないですからね。

青色申告の場合、赤字が3年間まで繰越可能です。
翌年少し稼げるようになっても、前年度の赤字をもってこれるのはめちゃ有難い。

開業して5年経過してますが、やっぱり売上のUP&downは当然ですがあります。
よっぽど自信があるなら考えなくてもいいですが、赤字を繰り越せるのはとてもありがたいですよ。

青色申告なら身内に支払った給与を経費にできる

親や兄弟に作業を依頼し、作業賃を支払った場合、経費にすることができます。

仕事そのものだけでなく、子育て中の方なら保育や家事を両親にお願するケースもありますよね。
その際のお礼を賃金支払いという形にすることで、経費にできます。

税金も減らせて、身内にお礼もできるなんて、最高じゃないですかー!

【注意】青色申告は事前申告必須

「よし、今年は売上が思ったよりあったから青色申告にしよう!」

と、突然青色申告にすることはできません。
青色申告を行う年の3月15日までに青色申告承認申請書の届け出が必要です。

だからこそ、売上わからんないし、簡単そうな白色でいいや~と思う方も多いのですが、売上が多かったらほんと損です。
というのも、先ほどは10万円控除の簡易簿記のお話をしましが、もう一つ複式簿記というやり方があり、そちらで申請した場合、65万円の控除が受けれるのです。

青色申告の所得控除は最大65万円

簡易簿記 10万円
複式簿記 65万円

簡易簿記には2種類の記帳法があり、それぞれ控除額が違います。
所得が少なければ、簡易簿記で良いのですが、もし想像以上に売上が上がった場合、複式簿記にした方が、所得税だけでなく、翌年の住民税や社会保険料にも影響がでます。

65万円ですからねー、めんどくさいで終わらせたらもったいないです。

「でも複式簿記って難しいんじゃないの??」

青色申告の複式簿記は難しくない!

「複式簿記・・・絶対わからんわ。。。」

はい、これは3年前の私です。
会計ソフト使えば、一発解決です。

取引内容を入力していけば、複式簿記の帳簿が自動的に作成されるというミラクル。
複式簿記の知識はほぼ必要ありません。

何より知識のない私が出来てるのだっっっ

これで65万円控除されますがからねー!ありがたや~ありがたや~

個人事業主の方におススメな会計ソフトは3つ

ソフト名 価格
MFクラウド 月払い 800円(月)
年払い 8,800円(年)
freee 月払い 980円(月)
年払い 9,800円(年)
弥生 年8,000円
※初年度無料

MFクラウド

私も絶賛お世話になってるMFクラウドちゃん。

  • 全ての確定申告書類を作成できる
  • 複式簿記の記載方法に対応
  • 操作が素人(の私)でも出来る
  • レシートの取り込み機能あり
  • 銀行/クレジットカードの自動読み込み機能あり

私が一番の決め手になったのは「自動取り込み対応している金融機関が業界最多」である点。
銀行だけじゃなくてクレジットカードやamazonとも連携してくれるから、私の場合、ほとんどの経費を自動読み込み機能で完了できちゃうのです。

この便利さは使ってみないとわからないっす。無料お試しでも使えます。感動するよ。
最初に初期設定さえすれば、ずっと自動取り込みしてくれるので、入力漏れが一切なくなりました。

ifreee

  • 経理の知識がない方でも感覚的に操作できる
  • レシートの取込み機能あり
  • スマホから操作カ

確定申告が全くの初めての方ならfreeeが一番使いやすいと思います。

弥生会計

  • 1年目はなんと無料
  • 無料の講習会も開催してたりする(参加経験あり)

まとめ:青色申告で最大65万円控除

ソフト名 価格
MFクラウド 月払い 800円(月)
年払い 8,800円(年)
freee 月払い 980円(月)
年払い 9,800円(年)
弥生 年8,000円
※初年度無料

以上が私の青色申告体験記です。
最初から青色にしたことで「儲けをだすぞ!」という決意が出来たのもよかったです。

おかげ様で利益は伸びてますし、会計ソフトのおかげで、簡易簿記から複式簿記への切り替えも楽勝ぽんでした♡

会計ソフトに関しては、私はMFクラウドとの相性が良かったのですが、こればっかりは人それぞれなので、全部無料お試ししてから決めるようにしてください。
というのも、一度使い始めると、翌年、翌々年と、年度の切り替えて永遠に続いていくのが記帳なので、長いお付き合いになるんです。

私は最初に有料の弥生ソフトを購入して挫折、そのあとfreeeとMFクラウドを試して最終的にMFクラウドにしましたが、私の仕事仲間は「絶対freeeでしょ!!!」と言ってます。
それ位好みがきっぱり分かれるのが会計ソフトです。

関連 やよい会計で挫折した私でも使えたMFクラウドは月額800円の低価格で使える便利な会計ソフト

だから必ず自分で!まずはお試しあれ~

おしまいっ