運勢が強いと言われる完全格の従化五格。
「従う」という意味で、身強や貫索星がないことが上格の条件と言われてます。
周囲の意見や流れに沿うことが大切ですが、その従う相手を間違うと、逆に運気が下がってしまいます。特殊命式なので、普通格の人に人生を預けてしまうとその良さが活かせません。結婚後に陰転してしまうきっかけの1つです。
私は、従財格破格を持ってますが「偏ってるのが良さになる」ってこれが難しい。守護神の取り方も長らく間違ってました。
結婚後にすっかり陰転してしまった例として私の体験談を書きます。最近なんか運気がおかしい…と思ってる従財格の方の参考になればと思います。
普通格の夫と結婚
夫と結婚してから、やりたいことは出来ない、お金がなくなる、仕事もうまくいまない、挙句に体調を崩す、という魔のスパイラルに突入しました。今までのものが全部崩壊したような感覚。
結婚した年が西方天剋地冲だったので、まさにその通りでした。
閉畢命式の義父が仕切る家
夫の家系を仕切ってるのが、閉畢命式の義父でした。息子夫婦のことまで自分が仕切らないと気が済まない、そんな親に育てられた無抵抗な夫は、防波堤にはならず、新婚家庭は常に嵐が吹き荒れてました。
今となっては、厄災を呼ぶ根元が閉畢命式をもつ義父だったとわかるのですが、義弟も宿命天剋地冲と脚下崩壊を持つグラグラ命式ですし、夫は宿命生日中殺と生月中殺を持ち、そんな家族に従ったら、人生が傾くのは当然のこと。
にも関わらず、苦しみを訴えると非難され「私のせいで家族がバラバラになった」とまで言われたこともありました。今思い返しても許せないセリフ。はぁ〜…色々ありました。ほんとに…
そして義家族と縁を切ってから、次第に運が持ち直しました。
何が言いたいかと言いますと、従化五格を持ってて活かせてないと感じる方は、どうぞ〜環境を〜変えてみてください〜。周囲を〜疑って〜みてください〜。
同じく従財格を持つ方で山上徹也さんのことを以前の記事で書きましたが、従う相手(環境)を間違うと運気が全く活かせないことがわかります。
関連 【宿命と環境の一致】算命学を知ってたら人生は違っただろうか
守護神の取り方が普通命式と逆
普通命式では、バランスをとるのが守護神ですが、完全格はその偏りが運気になるので、偏りを崩す存在が忌神になります。
従財格だと気づいてない時は、守護神が回ってる年に苦労が多いので、生き方が間違ってるのかな…と思ってましたが、逆でした。こういうのって、自分で学ぶか、鑑定士の方が正しく鑑定してくれるかで、180度変わるから要注意。
偏りがある分、運気のアップダウンは本当に大きいです。宿命を逸れた時の打撃もすごい。私はこの世から淘汰されかけました。
私は算命学に出会うまで随分遠回りをしましたが、これからの人生は持って生まれた運勢と宿命を大切に生きようと思います。
