amazonのタイムセール商品一覧

【複雑性PTSD】発症する条件と認知の歪み

メンタルの問題って本当に深い。何か一つ解決するとまたその下から新しい問題が出てきていつ終わるの〜エンドレス。

心理学の本を読み、父親と夫に共通する「無関心」という態度は、周囲の人間が複雑性PTSDを発症するきっかけになりうる事を知りました。

複雑性PTSDになる条件

苦しみを理解してくれる人が一人でもいれば、複雑性PTSDを回避できます

トラウマ療法の1つに、フラッシュバックした際に「もしこの場に誰が居てくれてどんな発言をしてくれたら救われたか」について考える対処法があります。

これ、幼少期においては父親であり、結婚してからは夫なんです。

ガツーン、と頭を殴られたとうな感覚でした。私にとってトラウマは義家族であり夫ではないと思ってたからです。いやいやいや、違う、問題に向き合わない夫こそ私が長期にわたって苦しむ原因だったのだ、と。ようやくここで気づけました。だから何度も怒りが再燃し、その度に夫にその苦しみをぶつけないと気が済まなかったのか、と。

私は被害者でありながら加害者でもあったのです。これも母親と同じ道を辿ってるのでショックでした。あぁ、もう嫌になる。

認知の歪み

身近な人に助けてもらえなかったことから、生きることが怖くなり世界は危険で一杯であるという認知の歪みが始まります。自分を救えるのは自分だけ。お金を稼ぐことへの執着、働けなくなったら死ぬしかないと思い込んでしまった原因がここにあることに気づきました。

実際、働けなくなって寝込んだ私を夫が見捨てたかというと全然そんなことなくてずっと支えてくれました。そして「あなたが傷つくことないよう、あの頃をもう1度やり直したい。申し訳ないことをした」と。

この経験で自分の認知がおかしな方向に向いてること、今誰よりも私を守ってるのは夫だとようやく記憶の上書きができました。繰り返すフラッシュバックで過去に囚われ続けていた私がようやく前を向けた出来事でした。

認知の歪みを知れる本

子供の頃に母親の苦しみを一緒に背負わされたことで、私の中に自分が経験した以上の辛い記憶が沢山刻み込まれ、それが結婚を機に巨大なトラウマとして発動したのだと思います。支配的な義父との出会いがなかったとしてもいつかこの爆弾は破裂してたでしょう。

これでめでたく解決、となればいいのですが、もう一山ありました。

続き 【複雑性PTSD】回復期の衝動的な怒りに戸惑う日々