お寺の精進料理が大好物なわたし。
幼少期からお肉が苦手な私には全部完食できるありがたいご飯です。
しかーし、なぜか自宅では作ろうと思わなかった。なんか出汁とかめんどくさそうで^^;
なんとなくkindleで精進料理の本を読んでみたら、すごくシンプルで驚きました。調味料も自宅に今あるものだけで十分で。
おかげ様で毎日1品づつのペースで真似っこして作らせてもらってます。40代で出会えてよかった。
目次
初心者におすすめな精進料理レシピ本
心のごちそう帖 お寺ごはん
ページを開くと最初に飛び込んでくる言葉が「引き算レシピ」
色んな道具や調味料が必要ではない、と最初に示してくれるのでほっとさせてくれます。一番の道具は「手」
指先でつまむ塩の量や手のひらに乗る野菜の量で料理するので、毎日の食事をつくる主婦にはありがたい~
レシピだけでなく、季節の箸置きやお茶瞑想など、料理の合間に勉強になるプチエッセイ付き。
甘茶の豆乳オレからスタートするのが最高によかった。すぐ作れそうで絶対美味しいやん。しょっぱなから「土鍋でお米を炊き、昆布としいたけで出汁を用意します」とかだったら閉じるもん、本。
そういう意味でも初心者向けとしておすすめ出来る本です。
やまと尼寺 精進日記①~③
奈良県桜井市にある音羽山観音寺の1年の暮らしを通して季節の食材を使ったレシピが紹介されてます。がっつりレシピ本というより、日々の暮らし紹介の中に料理が掲載されてるスタイル。
お寺というと男性修行僧をイメージしますが、こちらは尼寺なので、二人の尼僧さんとお手伝いの女性。女性ならではの柔らかさと田舎ならではの郷土料理を学べます。
山菜や野生のよもぎなど、食材がなかなか難しいものもあるのですが、作れるレシピと見て楽しむレシピを割り切って読むと、東京暮らしでも楽しんで真似できる料理が沢山載ってます。
関西に帰省した際は、参詣してみよっと。TV取材もあったようなので、もしかしてすごい人出なのかしら?
住み込みのお手伝いさんが出版されたエッセイ漫画もあります。こちらも楽しかった♡
お寺のごはん
ごはん、汁物、揚げ物、煮物、とおかずと食品別にレシピが掲載されており、日々の献立作りに使いやすいよう体系的にまとめられてます。
シンプルな料理からちょっとひと手間掛かる料理まで幅広いので、精進料理が初めての方も少し経験がある方も参考になると思う。
エッセイやお寺暮らし紹介はなくてよいから、精進料理のレパートリーが増やしたい!という方におすすめのレシピ本です。
精進料理を始めてみて
20代にヨガがきっかけで、菜食・ヴィーガン・マクロビオティックにハマった時期が10年くらい?ありました。20代は代謝も良いですし、休日も外で動き回ってたタイプなので、体重がガクンと落ち肌のハリも落ちてしまい。
そこから昔ながらの日本食に回帰して30代を過ごし、40代になった今、胃腸も衰え、代謝も落ち、運動量の減り、気づけば精進料理がぴったりな体。
これから食料難になると言われてますし、腹8分目を心がけて、目の前のある食料を大切に日々過ごそうと思います。
まとめ
- 初心者でも作れる精進料理あり
- 日々の中で少しづつ取り入れ中
- 40代に精進料理はぴったり
たまにジャンクフードも楽しみながら、40代の体と食を上手にバランスとって過ごしたいと思います。
高尾山の精進料理食べたくなってきた…