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【ふたりからひとり】パートナーが亡くなる未来は遠くない

ご夫婦の暮らしを特集した番組が反響を呼び、映画化までされたつばたご夫妻。

2015年に旦那様が他界され、お一人になった奥様の生活の様子をつづったエッセイ『ふたりからひとり』が出版されました。

失ってから後悔しない夫婦生活を送るために、これ以上ない著書でした。
夫婦喧嘩した夜に手に取ってみてください。

ふたりからひとり ~ときをためる暮らし それから~

老いたら老いたなりに、楽しくなることを考え、実践してきたしゅういちさんが昨年(2015年)、他界。ふたりが積み重ねてきた半世紀の歳月は、いまも英子さんが同じように営み続ける。自分に課し、誰かのために手足を動かす日常とは。

  • 単行本(ソフトカバー): 260ページ
  • 出版社: 自然食通信社
  • 言語: 日本語
  • 発売日: 2016/11/26

あらすじ・内容

自分流に手間ひまを楽しみながら生きる姿に多くの方を魅了していたつばた夫妻。
一人になった英子さんのその後の生活を過去の旦那様とのエピソードを振り返りながら綴るエッセイです。

印象に残った文章を5つご紹介。

いいところをみる

自分が決めた人だから、いろんなことがあっても、いい所を見て。
過信しすぎてるんじゃない?自分にも悪い所があるはずよ。

夫婦仲良しの秘訣

夫婦仲良しの秘訣は、ほどよいすき間があることだと思います。あれをやってください、すぐにそれをやります、というんじゃなくてね。

ぼうっとなんかしていられない

誰かのために、何かやれることを探し、人のためになることをやる以外、私の生きる道はない。

さみしがりや

今思うよね、私は女房ではなく、母親の役目だったのかなと…

人に頼らない

忙しいからって人に頼らないこと。好きなことをやってるならなおのこと。家族あっての自分だからと言い聞かせるの

読書後の感想・評判

毎回毎回喧嘩する度に、読み返してるのですが、読んでるうちに、段々と自分の中で処理できてなかった夫へのいら立ちがどうでもよくなります。

穏やかで、押しつけがましくなくて、それでいて優しく寄り添ってくれるような、本というより英語さんが隣でお話してくれるような感覚になるのです。

ミニマリストとかエコライフという言葉が流行り、本も増えましたが、そういう本とは趣旨が異なります。

自分の生き方を主張しなくても、日々のやるべきことに淡々と向き合っていきてる姿ってこんなにも人を動かすのだなぁと。
年を重ねた人にしかだせない圧倒的な説得力ですね。

口コミ・評判

amazon評価は★★★★★(4.8/5点)

図書館で借りて読んで、これは手元に置きたいと購入しました。なんと素晴らしいご夫妻の生き方でしょうか。

近くに置いておきたい、いい本です、悩んだ時に生き方が参考になります。

読み応えのある内容で しかも 心落ち着きます。まるで英子さんが話しているかのようです。

まとめ

以上が「ふたりからひとり」のレビューです。
夫婦喧嘩をして一人になりたーい!と思った時是非読んでみてください。

離婚しなくても、いずれはどちらかが亡くなり、一人になる生活は、そう遠い未来ではないのかもしれません。

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