ヨガの先生からオススメして頂き読んだ本が想像以上に深くて重かった….胃腸が死んだ。
内容はチャクラと心身の不調の関係、そして自己ヒーリング。備忘録的にまとめてみました。
目次
7つのチャクラ
チャクラと聞くとスピリチュアルのふわっとした目に見えない世界をイメージしたのですが、症状例として紹介されてる体験談が重いのです~。本当に重い。
例を一つ上げると、幼少期に性虐待にあいながらも家族の家計を支えるために耐えた人のトラウマ、とか。重いぜ…
キリスト教がベースなのと翻訳本なので読んでて「??」となる箇所も多少ありつつも、4回くらい読んでようやく自分の中に落とし込めました。それくらい濃い内容だった。
①第一チャクラ:同族
家族を始めとする集団のチャクラ。場所的には尾骨の辺りです。
私がこの世でもっとも忌み嫌う「同族・集団」、これは読むがなかなか辛かった。このチャクラが弱ると、自己免疫に関する病気にかかりやすいそうで、これが納得。
自分も含め、自己免疫疾患系の病気になってる人って、家族の問題を抱えてる+それに気づき悩んでる人がすごく多い。
この「+それの気づき悩んでる人」がミソで、問題に気づいてない人は免疫系の病気を発症してないのです。人間の意識・悩みが病気を作るというこの本のテーマの通り。
- 自分が同族の犠牲になっていないか
- 同族の正義が個人の選択を支配しようとしていないか
- 当てはまるならその集団から抜ける
結婚した時に夫の親族から猛烈にかけられた圧、がこれでした。当時はわからなかったんだよな、何がこんなに苦しいのか。
「人生がひっくり返ってる時は神様の助けがきてるときだから心配無用」と書かれていて、この言葉が当時の私には欲しかった。
結束した集団から抜けることは簡単ではありません。沢山の非難否定の言葉を投げつけられることもあるでしょう。時には自分が間違ってるのか、と思ってしまうこともあります。
どうか今必要としてる人に届きますように。
②第二チャクラ:パートナーシップ
人間関係のチャクラ。場所的には性器周辺で、ここが人間関係のチャクラなのが意外でした。
第一チャクラの同族の問題がさらに進んだ状態です。
- コントロールを失う、他人から支配されるという恐れ
- 自分の尊厳を奪われる、金銭や時間をうばわれるという恐怖
- 自分が生んだものをコントロールする権利があるという勘違い
このチャクラは、日常生活の出来事に対処する際に最初に頼る力なので、ここが弱ると引きこもりのような状態になってしまうのかもしれません。今の私じゃないか。
具体的な病気としては「性的不能、不妊症、うつ病etc」
性的不能に関しては、幼少期の親からによる支配の影響が大きく、例として父親から「どうせ大した人間にはなれない」と息子へ言うことが挙げられてました。言葉が強いのですが「子供を強姦してるとの同じ」になるそう。このセリフって支配的な父親あるあるの言動ですよね…
同族を盲信してる場合、第一チャクラの問題に気づきずらいですが、そういう時に第二チャクラの不調として現れるみたい。
もちろん幼少期の経験だけでなく、
- 仕事上の業績や能力への批判、容姿中傷
- アイディアや事業をやめるという気の中絶
- お金のために自分を犠牲にする
こういった「自分の尊厳が蹂躙」される経験が第二チャクラを弱らせるので、そう考えると人生のどの段階でもありえますね。
驚いたのが、霊的な意味でこの学びをするために「はめられる」ことがあるそう。結果的に人間としての成長を助けてくれるわけですが、うーん、尊厳に関する問題が起きた時にそう思えるかはなかなか難しい。下手したら一生残る傷になりかねません。
はめられてることに出来るだけ早く気づくには、人との人間関係で「この関係は自分から気を奪ってるのか、得てるのか」とたまに立ち止まって考えることが大切。
気が付いたらもう遅かった…という状況に陥らないよう自衛するしかありません。
注意しないといけないのが、人から支配される恐怖だけでなく「人を操ろうとする時も消耗する」という点。あと復讐や仕返しも同様に第二チャクラを消耗させるので、気をつけなければなりませぬ。
これから風の時代に移り変わるそうですが、今はまだまだ権威社会であるがゆえに他者を支配しようする人に繋がりやすいのが現実。
このチャクラは「創造」する場所なので、花を「新しいはじまり」として植えるエピソードや「自分を癒すという契約を結ぶ」セールスマンの話が載ってました。自分でも出来そうなのでやってみます。
自分の性格が原因で機能不全を引き起こしてる部分を自分でバランスをとるというお話でした。
③第三チャクラ:内面の力
個人の内面の力を表すチャクラ。場所的には、お臍の辺り。
ここが弱ると、批判に対する過敏な反応を引き起こします。
- 人前で自分は弱くみせなければならないと思い込む
- この弱さを広げてしまうような人間関係や仕事の状況を引き寄せる
うぅ…思い当たる…
これは結婚してから抱えたトラウマが原因です、自分でもはっきりわかるw
対処としては
- 同族や集団の精神的影響から自分の価値観を尊重しないといけないと気づく
- ノーという権利に気づく
- なりたい自分になる批判をおそれない
このチャクラが強くなると離婚が増えると言われています。
確かに、強い決意と自己責任の意識があれば、人生は変えられるんだよな~。弱ってる時はどうしても決断力がなくなるし、怖いけど。
例え短期間でも「自立」を経験することは人生においてとても大切だと思う。私の母がそうですが、自立の経験がなく、ずっと他力で自分の人生を思うようにすることに執着してる人でした。あの生き方は本人も周囲も幸せにならない。
面白いと思ったのが「自尊の念がない」ことが「直感が信じれない」に繋がるということ。
自分の責任、野望、強さも弱さもどちらも受け入れることは「自分を尊重」することであり、その状態を維持することで「直感」が自然にわかるようになるそうです。
なるほどな~最近、ようやく自分の直感を信じれるようになった所なので、少しづつ体は回復してきてるんだ、と思えました。
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④第四チャクラ:感情の力
体と霊の仲介をするチャクラ。場所的にはみぞおちの辺りで、健康状態の強さを決定します。
- 安定した内面の感情を決定する
- 自分を手放し、神にゆだねる
- 感情的な痛みを手放し、過去の出来事を理由追及をやめる
第一チャクラが同族、第二が個人、第三が他人や外的要因の愛とすると、第四はそこで出来た傷から抜け出し大人になることがテーマです。
例えば、家族や他人のことを考えて身動きできない状態(傷があり犠牲者である状態)から解放されることがチャクラを活性化させます。
よくある失敗例が、心の傷を絆にしないにしてしまい、支え合うためにパートナーのニーズにこたえるべく無理をしてしまうケース。
著者では、いとこに騙されて大金を失ったことで体に不調がでた方の例が挙げられてました。
こういう裏切りの辛さ、お金以外のパターンも含めると誰にでも大小経験あるのではないでしょうか。裏切りとまでいかなくても、家族のための頑張りが、いつしか無理と我慢になり、ストレスから体を壊してしまう、気が付いたら周りの人間が自分を利用して楽をしてる。あぁ、これあるある。
ここで注意すべきことが、一度負った傷とその過去を過剰にいつまでに引きずってしまうこと。
傷を利用して周囲を振り回すことのないよう、自分の意思で癒す覚悟を持つことが大切で、そのためには傷によって得た良い面を考え、その経験から得たことを理解し、感謝すること。
裏切った相手を許すことが大切なのではなく、自分を犠牲者から解放すること、自分を犠牲者としてみることが精神に及ぼしてる支配的な力を手放すことで、自分の魂を過去から取り戻せるそう。なるほど~深い…。
さらなる怒りを相手に送ることが自分にとって悪影響を及ぼしてることに気づくことが大切。恨みのパワーって生霊にもなるし、すごいエネルギーを消耗するのでしょう。
偉人のメッセージやセラピストの存在が助けになるって書かれてたのもおもしろいかったな。
釈迦が残した「死者は残し、生きる事に専念せよ」が掲載されてました。これは「今に集中せよ」という意味です。
許せない人はいるか、過去の傷はあるか、痛みを手放さないようにしてるものはなにかを、定期的に自分に問うようにすると良い気づきになります。
⑤第五チャクラ:意思の力
意思の力と体の繋がりを表すチャクラ。場所的には喉。
このチャクラが弱ると、同族や仕事、権力、他の人の感情が自分の状態を左右すると恐怖し、最終的に神の意思も恐れてしまう状態になります。
第一と第二チャクラと「支配」と「恐怖」という点が同じですが、支配者が人ではなく「神の意思」。
例えば、予期せぬ人間関係のトラブルや病気で自分の人生がコントロールできなくなった時、自分の限界を知り、一体何が起きてるのか悩み、神の力を考ざるおえない状況に陥ります(まさにここ数年の私…)
その状況下で、過去の自分だったらしえなかった選択が出てきて、その高次のレベルからの受け入れることで導かれるという経験をこのチャクラを通して学ぶそう。
ここで学ぶべきことをし良い選択をするともう同じ状況はもうおきないというカルマの法則のようなお話が載ってました。
「懺悔とは自分と作り出したものの責任を認め自分の選択の過ちにきづくこと」と書かれてて心にぐざっときましたw
やっぱ人のせいにしてたら問題って解決しないんだよな…
知性と心が繋がってることが大切で、知性が勝つと人間関係や自身の感情をコントロールしようとするし、心が勝つと全てうまくいってると幻想を抱いて生きることになるそう。深いわ…どっちのタイプの人間も思いつく。
「もう我慢できない、こんな扱いを受けるのは嫌だ」と感じたら、強い決断力で人生の舵を仕切りなおす、その意思こそが大切!
⑥第六チャクラ:理性の力
叡智のチャクラ。場所的には額で、自分を切り離して客観視する力です(必要な助言に従うことを恐れず、自分を律する)。
- 第一チャクラの組織の中で都合よく使われてたことに気づく
- 外部ではなく内面に向き合う(自己憐憫、怒りの増幅をやめる)
- 神の啓示にそれが本物であるという証明を求めない
内観する時間をもつことで、自分の現状に気づき「魂の闇の世界」へ入ると書かれてるのが印象的でした。
この時「人を拒絶し怒りを表現する」という状態に落ち、そこを乗り越えると、人生を解体して新しい道へと進むそう。
今の私だわw 先月の参詣記録で書きましたが、今までなかった感情の波に困ってまして。
もし今そういう状態なのであれば、変化の時がきてると現状受け入れ、あとは時が来るのを待ち前へ進むだけ。そういえば、高畑不動尊のおみくじで「古い価値観にしばられるな」と書かれてたな。道のりは大変なので、その間に出来るだけ手放すことが重要。
この「時がくるのを待つ」ということがとても大切で、自分以外の人間になるための霊的なチャレンジであり、一見無駄骨に思えるこの「待つ」ことが出来ない限り、隠された本質が神によって目覚めないそう。
仕事も考えることも出来なくなってしまった女性が、新しい場所で助産師の資格を取るエピソートが紹介されてましたが、そんなこともあるのね~とびっくり。
身体を心を霊を尊重することの大切さがわかるチャクラです。
⑦第七チャクラ:霊性との繋がり
祈りや瞑想でえられる気が集まるチャクラ。場所的には頭頂部の辺り。
ここが弱ると
- 絶望と鬱状態、自分にはなにかかけているという思い
- 神に見捨てられ、罰せられてると感じる
メンタルがやられます。ここ数年の私じゃん….
救いになったのは「病気も新しい道へいくきっかけ」と書かれていたこと。
- 闇夜を耐えるには信仰と祈りが必要、道案内が居るとベター
- 自分の想いや祈りを記録する
全ての暗い夜は必ず終わりがくること、そして新しい道の光が待っていると毎日祈ることが自分の体に大きな力を与えるそう。
おみくじで「信じせよ」と繰り返し言われてるのはそのせいなのか。私的にはもう十分信心してるんだけどな~、まだ信じ切れてないから現状に不安なのか。確かにその通りでございます。
そしてこの「記録する」というのがこの参詣ブログであり、タロットカードでも勧められたので、書き続けてよかったな、と思いました。
「自然を助けるための道を教えてほしい」と毎日精霊に話しかけた女性の体験談が印象的でした。私も精霊に話かけるかなw
読んでみた感想
まとめずらかった~~~、、そもそも感想記事を書こうと思ったきっかけが、勉強になることが沢山書いてあるのに、全体像が理解しずらかったからw
感想を書いてるうちに理解が深まるかな、と思ったのに実際書き始めると、さらに混乱して何度も読み直しました。
翻訳本だからかな、と当初思ったけど、要点をピックアップしてみて気づいた、すごく自由に書かれた文章なんだわ。だから話が行ったり来たりするし、各チャクラごとの体験談もあったりなかったり、チャクラのテーマと少しずれてるように思えるエピソートが載ってたり(私の理解力のせいもある)、クリスチャンでない私には理解しがたい解釈もあったりと、これは難しくて当然。
夫から「すごい読み込んでるね」と驚かれたけど、そういうわけではないんや。なんか別の意味で難しいんや。
ざっくりいうと、現実問題と繋がる第一チャクラから上に行くにしたがって段々と霊的なチャクラになることがわかりました。
だからまずグランディングが大切と言われてるのかー。現実問題に対処する第一から第二チャクラがしっかりしてないと、上の霊的なチャクラが整わない、というか上だけ開いてしまうと危険なんだと思う。
瞑想する時も第一から順番に気を整えていくと良いみたい。瞑想に関してはまた別記事でまとめます。もうこれ以上チャクラに関して書くエネルギーがないわいw
2月にチャクラの計測ができるメタトロンセラピーを受ける予定なので、楽しみ。少しは整えたいので瞑想するぜよ。
まとめ
書いた内容に比例せず、書くのにすごい時間かかってしまったwそういうこともあるよね。
チャクラの本としては最高でした。おすすめして頂いた理由はわかった。自己ヒーリングやチャクラに興味ある方は是非~