GWの遠出参詣で福井県の永平寺を参詣しました。大好きな麻布にある永平寺東京別院・長谷寺の大元であり、曹洞宗の総本山。夫の提案で急遽行けることになったので嬉しかった♡
目次
永平寺とは
福井県永平寺町にある曹洞宗の大本山。700年以上ある歴史と伝統を受け継いでいる禅の道場であり、毎日多くの参詣者が訪れる信仰の地です。770年以上経った今も永平寺の修行は禅宗の中で最も厳しいと言われ、約160名の雲水(うんすい)と呼ばれる修行僧が修行生活を送っています。
住所 | 福井県永平寺町志比5-15 |
最寄駅 | 福井駅東口から京福バス「特急永平寺ライナー」で直通約30分 |
御本尊 (宗派) | 釈迦如来・弥勒仏・阿弥陀如来 (曹洞宗) |
HP | 大本山永平寺ホームページ |
観光並みの参詣者と車渋滞
宿坊もあるし、GWだし、なんといっても総本山だし、福井の田舎といえど、きっと人は多いんだろうな~くらいの感覚で車を走らせていたのですが、到着してびっくりww
過去一の混雑でした。いや~~~すごい。ここまでくるとお寺というより観光地と言った方がぴったりなような。
沢山ある駐車場も満車、満車、満車で参道を車が循環してるような状況。その横を沢山の参詣者の行列が絶えることなく永平寺に続いてる景色に「これは、、、もしかして駐車できずに参詣できないパターンもある!?」と不安になるほどでした。
無事駐車できて、参道にたどり着いた時はほっとしました~
ここからがもうすごいのです。こんなに沢山の参詣者が居るにもかかわらず永平寺の中に足を踏み入れた途端、空気がふっと軽くなる。これは….すごい。浄化の力が全く負けてません。
先ほど、お寺というより観光地、と書きましたが、とんでもない~失礼しました。
これだけ沢山の人が居ても喧噪とは無縁の空間。
天気もよく汗ばむ気候でしたが、皆さんとても心地よさそうに歩かれてました。ご神域のすごさよ…
拝観チケット(大人500円)
とにかく広い永平寺。境内図を見た時はどっから周ればいいんや…と茫然としてしまいましたが、順路通りに歩けば全て回れるようになっていました。さすが~。しかも拝観料は最初に500円払うだけで全部見れるという太っ腹。
拝観料が高い所は全部みようと思ったら一人5000円~くらいかかるお寺もあります。
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だからこの仕組みには参詣者に優しいなぁと感動しました。
手水舎は龍でした。水回りも含め全ての空間がぴっかぴか。
一、参拝の際には身心を整え、左側通行で静かにお参りすること
一、鐘や太鼓などの鳴らし物には手を触れないこと
一、雲水(修行僧)には、直接カメラを向けないこと
一、酒類に酔って他人に迷惑をかけないこと
一、タバコは定められた喫煙所で
一、携帯電話は電源を切るか、マナーモードで
一、廊下の外、建物の外には出ないこと
以上のルールを一読してから順路通りに参詣開始!
天井に見惚れる「傘松閣」
見た瞬間思い出したのは赤坂氷川の拝殿。
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この写真は天井の一部(天井が広すぎて全体を映すのは無理だった)、圧巻でした。
修行僧は一度でると入れない「山門」
永平寺の境内で最古の建物がこちらの山門。修行僧は修行を終えて永平寺を出る時にしか通ることが許されないそう。
写真撮影しながら出たり入ったりしてる参詣者との対比がシュール。
修行期間は自身で決めるらしく、そうなると余計に出る時勇気いりそう。出たらもう入ってこれないなんてそんな門がこの世にあるのね…まるであの世への入口みたい。
仏様が祀られている「仏殿」
仏様が鎮座される空間も自由に出入り可能でした(撮影禁止)。広いお堂空間なのでみなさんまったり過ごされてました。
お堂の中は冷たい澄んだ空気でゆっくりできたので、阿弥陀如来様には「死んだ後会えますように」と願いました。浮遊霊になってこの世をさまようのは嫌じゃ~😿
立ち入り禁止の「唐門(からもん)」
基本的に境内の中は自由に見学できるようになってましたが、1か所立ち入り禁止の山門がありました。僧侶意外は通ることは許されてないそう。どんな時に使われるんだろう。
順路の最後に授与所
順路の最後に授与所があり、お香やお守り、お土産などが購入できるようになってました。
私はお香立て付きのお香と焼き菓子をゲット♡とっても良い香りで毎晩楽しんでます。
参詣後の感想
永平寺と同じごま豆腐
お水の美味しい場所といえばお蕎麦!神社仏閣巡りでお蕎麦が大好きになりました。
永平寺の周辺は飲食やお土産屋さんが沢山。何気なくはいったお蕎麦屋さんでしたが、とても美味しかったです。
永平寺の修行僧の方が食べてるのと同じごま豆腐を頂けました。濃厚で美味しかった~。ごちそうさまでした!
まとめ
- 曹洞宗の総本山
- 修行僧は160名ほど常駐
- 死ぬまでに一度は参詣しておきたいくらい素敵な場所
夫のおかげで素敵な思い出ができました。今月の月参りで麻布の長谷寺で観音様に報告するのが楽しみです。