私の天干は「壬・丙・壬」
これだけを見ると壬水が強い感じがしますが、地支に火性土性の「午・戌」が並び、周囲を火に囲まれる状態。
自分自身を表す日干がなかなか活かしずらい環境です。しかも相剋関係が1番激しいと言われてる火水の激突なので、内側の葛藤も激しく、なかなかしんどいです。
陽占にはこの火水の相剋が出ておらず、他人から「ぽわんとしてる」と言われるのが、長らく違和感でした。しかし、身近な人間は知ってます、私の内なる激情を…
陰占で相剋が多い場合
陰占で相剋が多い人は、対人関係で摩擦を感じやすく(周囲を強く意識する)、疲れやすいです。高尾学館の小川先生が「手相にも細かい皺が沢山でる」とおっしゃってて、自分の手を見たらまさにその通りでしたw
逆に相生が多い人は、周囲が気にならないので(馴染む)、行動もゆったり穏やか。まさに私の夫やんと思ったら、命式がその通りでした。算命学すごい。
日干が剋される命式の特徴
- 強いプレッシャーや期待を感じやすい
- 責任感や周囲の評価を気にしやすい
- 自分の「やりたいこと」よりも「やるべきこと」が優先されがち
壬水の場合
- 水が弱いため、感情が乾きやすく、イライラや不安が内に溜まりやすい
- 金性である知性・学び・冷静さが回復の鍵になる
壬水を活かす暮らし方
1. 水を補う=心を静める・広げる体験を
壬水は「海・大河」にたとえられます。広くて自由、流動的な存在。これが乾いてしまうと、焦燥感・怒り・悲観に傾きます。
おすすめの潤し方
- 静かな自然(湖・川・海)に触れる
→ 特に水辺での散歩・瞑想・旅行は抜群に効果あり。 - 夜の時間を大切に
→ 水は「夜の気」なので、深夜の静寂や月明かりが心の栄養になります。 - 静かな音楽や読書、瞑想習慣
→ ヨガや瞑想
2. 火に偏った命式=周囲に気を使いすぎやすい
火は「目立つ・注目される・評価される・競争」の象徴。火に囲まれた目命式は、「やるべきこと」「人の目」が自分を追い詰めるスイッチになりやすいです。
おすすめの考え方
- 「頑張るよりも、今ここで安心できてるかどうか」を基準にする
- 「火」の気質を持つ人(せっかち・前のめり・指示してくる人)とは適度な距離を
- 無用な人混みは避ける
生活で意識すると良いこと
- 体を冷やしすぎず、でも熱をこもらせないこと
- ストレスケア(心も火の影響を受けやすい)
- 辛いものやお酒、刺激物を控える
- 十分な睡眠、穏やかな生活習慣を保つ
- 水のエネルギー(冷静さ、潤い、内省)を取り入れる
3. 金のエネルギー=助けてくれる存在
金は水を生む五行であり「学び・知性・癒し・安心感」。
金を取り入れるには
- 学ぶことを習慣化する(本、知識、習い事など)
- 静かで落ち着いた人・理性的な人との関係性が◎
- インテリアに「白・銀・グレー」「金属製のもの」を使うのも吉
4. 環境・住まい選びのヒント
- 北・北東・西・西北方向=水・金の方角に縁がある場所が吉
- 騒がしい繁華街よりも、静かな住宅地や自然に近い場所がおすすめ
- 水が綺麗な土地・空気が澄んだ場所=心身が整いやすい
壬水を活かすために大切なこと
- 「乾き」に気づいたら、まず静けさに戻る
- 人の期待や評価よりも、安心できる心の拠り所を優先する
- 水と金の要素を日常に取り入れ、情緒の循環を整える
- 人混みは「狭くてざわついた流れ」になり、水の性質を歪め流ので避ける
五行で「水」は本来、とても静かで深く、感受性や直観、知恵、そして生命の源のようなエネルギーを象徴しています。しかしながら、どんな五行にも「バランスが崩れたときの影」があるのでその点も、合わせて考える必要があります。
壬水の性質が「悪い形」で出る場合
1. 過剰(強すぎる)ときの影響:
- 過剰な恐れや不安(とくに未来への漠然とした不安)
- 引きこもり、閉じこもり(心を閉ざす、自分の殻にこもる)
- 疑い深くなる(人を信じられない、警戒心が強くなる)
- 感情がこもりすぎて、流せなくなる(内に溜め込みすぎる)
- 現実逃避、夢見がち(地に足がつかなくなる)
2. 不足(弱すぎる)ときの影響:
- 生命力の低下、意欲が湧かない
- 思考が浅くなり、集中力がなくなる
- 冷えやすく、疲れやすい
- 恐れに圧倒されて行動できなくなる
本来の水の気質
本来とても美しくて深い心を持っています。アーティスト、セラピスト、哲学者、詩人のような静かな力と人の心を包み込むような優しさを持つタイプ。だから、水の性質が「悪い方向」に出てきたなって感じたときは、焦らずに「水をきれいに保つ」ようにすること!
バランスを整えるヒント
- 月や水辺、静かな場所で自分の心を整える
- 書く・描く・歌うなどで感情を「外に出す」
- 信頼できる人とのゆっくりとした会話
- あたたかいお茶やスープ、優しい音楽
水の質を整える習慣は、優しくて静かなプロセス。時間をかけながら、確実に深く染みていきます。
- 自分のペースで深呼吸する
- 誰にも何も説明しなくていい時間を持つ
- 好きな音や香り、風にふれる
- 水辺を歩く(川でも池でも海でも)
- 思い出したくないことも「もういいよ」と流してあげる
アフォメーション
私は、やわらかな水のように、感じ、受け取り、流れの中に身をゆだねる。そして、燃える火のように、自分の境界をしっかりと守り、魂の意志で行動する。私は、自分を大切にしながら、自然な形で他者の光にもなれる。無理に頑張りすぎなくていい。私は必要なときに立ち止まり、休むことを自分に許す。エゴや恐れからコントロールするのではなく、宇宙の流れ、人生の波にそっと乗って生きる。どんな瞬間も、私の人生は導かれている。私は、見えない高次の存在と、優しい周囲の人々に、いつも感謝している。今日も私は、私らしく、美しく生きる。
まとめ
以上を踏まえて、就寝中の音楽を水を音にしてみたり、寝起きに瞑想&寝る前のヨガ、インテリアや洋服にはブルーを増やし中。自分自身を現す「日干」を意識した生活は運気の底上げになるので、どんな効果が出るか楽しみです♡
ちなみにブログタイトルの「水辺のひとやすみ」も壬水を意識してつけた名前。学びがイライラ解消になってることは、実感してるので算命学の勉強をコツコツ継続します。