内的家族システム(IFS)の著書「悪い私はいない」から学んだことの備忘録です。今回は10章「内なる物理の法則」です。
10章:内なる物理の法則
パーツに理解し納得してもらう
パーツ達は、実はどれくらいあなたを圧倒するかをコントロールできるのです。
これはすごく意外でした。パーツに自分を完全に圧倒しないように頼むことで、パーツやエグザイルに感情を乗っ取られることはなくなるそう。大切なのは、彼らを排除するのではなく、彼らにお願いすることで「納得し理解」してもらうこと。
そうすることで、自分を殺そうとしていたような凶暴なパーツでさえも、脇によけてセルフ主体になることに協力してるんだって!すごい。
パーツに何が必要かわかるようになる
セルフ主体で生きれるようになると、外の世界でも同様にパーツのために何ができるか行動できるようになります。
例えば、特定の人とは距離を置き、または別の人とは繋がりを持つことも含まれます。
そしてパーツが好むこと、ヨガや自然の中で過ごすことや入浴剤を入れたお風呂や映画音楽など、そういったことをパーツのために出来るようになります。
あなたが耳を傾ければパーツたちが何が必要か教えてくれるでしょう
これを今実践中。やってみると、私が自分のためには出来ないことがパーツのためならすぐに出来るということ。びっくりしました。
パーツも自分の一部だけど、セルフとは別人格として心と体を持ってることを(2章参照)このことからも感じれました。
私が止めたいと思ってる悪癖もパーツから「痛いよ、やめて」と言われるとすぐに止めれてしまうという…うーむ、パーツケア深い。
より深く繋がれるようになると、投薬の量や期間までパーツが答えてくれるようになるそう。これってハイヤーさんみたいな感じ?
防衛パーツとのワーク(上級)
このワークはまだやってないのですが、興味深い内容だったので取りあげます。(ワーク出来るようになったら追記予定。)
私達は皆、自分自身でさえも恥ずかしいと思ってるパーツを持っています。一般的にこれらのパーツは誤って導かれた幼いインナーチャイルドです。
- 恥ずかしい性的妄想をするパーツ
- 友人が失敗すると密かに喜ぶパーツ
- 男尊女卑のパーツ
- 人種差別するパーツ
今の私には考えるだけでちょっと…となるくらい重たいテーマ。自分の生まれもったルーツや文化に関する問題なので、ここまで解決できたらそれこそ作者の方が繰り返し著書の中で語ってる「地球や人類」を守ることに繋がるのだと思う。全ては一つ、かぁ。その境地まで死ぬまでに達せれますように。
まとめ
- どんなパーツでも脇に避けてくれる
- セルフ主体で生きるとパーツの望みがわかる
- 隠れてる防衛パーツとも向き合える
次は最終章「セルフを体現すること」です。