2021年に再発した大人アトピー。
ようやくもう大丈夫かも…と思える状態になりました。
長かった~こんなに長引くとは思わなかったww
約3年間の闘病から治癒に至るでをまとめてみました。
2021年に10年ぶりのアトピー再発
38歳、約10年ぶりの再発でした。
実は6年前にも軽く再発してるのですが、その時は仕事もやめることなく、日々出来ることをケアしてたら気が付いたら治ってた…というレベルだったので、今回ほどの苦しみはありませんでした(仕事が大変だった時期だからそれなりに辛かったけど)。
今回長引いたのは年のせいなのか、そういうタイミングだったのか、闘病中は原因含め過去の自分を責めまくってましたが、結局の所、本当の原因なんてわからん^^;考えるすぎる癖があるのもアトピーさんの特徴やと思います。
流れをざっくりまとめてみます。
大人アトピー再発から治癒までの3年間
①脇とデコルテ辺りが痒いぞ…
アトピーを人生で初めては発症した部位は「首」でした。
2回目の再発でも「首」からスタートし、時期は暖かくなる春先でした。
が、今回はデコルテの辺りが痒くじゅくじゅくした感じになり、そこから脇~肩甲骨などのリンパ周辺に広がって、両腕の肘、手首、と上半身に集中してました。
この広がり方は今回初めて、です。
首って見た目にもわかりやすい場所だし、日常生活で常にといっていいくらい動かす場所なので、出るとめちゃくちゃキツイ。精神的にも肉体的にも。
だから首に出なかったのは本当にありがたかったです。
アトピーってリンパの集中してる箇所に出るから、今回首にでなかったのは、毎日首のリンパ流ししてたらかかな?と思ったり。
毎日やってるリンパ流し
気に入って発案者である歯科医師・佐藤先生の養成講座まで受けに行ったくらいw
②前回の治癒した時にやったことを全部やってみる
まずはこれから。アトピーってすっかり治ってから期間が長くなるとやっぱり生活がゆるくなる。当然です。
仕事のストレスもありお酒もかなり飲んでましたし、食生活や日用品を含め、もう一度生活を改善しました。
愛用してる乳酸菌ラクティス
腸免疫の権威である藤田医師の推薦品で、病院でも処方されてます。もうちょう安かったらな~と思うw
③完治せず、限界を感じて病院へ
色々改善してみたものの、小康状態→悪化を繰り返すばかりで、完治せず。
1年経過したことに焦りを感じ、新しい治療法もでてるのでは?!と思い、色んな患者さんのブログを読ませて頂きました。
結果、アトピーの状況は10年前と大して変わりなかったです…皮膚の病気って、死なないからこそ、あまり進化しないというか、放置されがちなんだろうなぁ…
私も発症するまでこの苦しみ、全然わかってなかったから、医療業界のこといえないけど。
読ませて頂いたブログの中で知った、大阪の脱ステ医「木俣肇先生」
病院HP https://www.kimatahajime-clinic.com/
この頃は確か肘の内側が一番ひどくて、伸ばすのも辛く、いつも曲げた状態で日常を送ってました。
ユニクロ行った時に、洋服の試着が出来なかったのよね…
自宅からは近くなかったので、途中で痒みの発作がでないか行くのも不安だったのを覚えてます。
結果、大正解。このクリニックのおかげで、アトピーの苦しみから一時休止できました。
④感染症とヘルペス対策で一気に緩和
一般的に、脱ステ皮膚科は待ち時間が長いと言われますが(病院数が少ないので患者が集中する)、肇先生のクリニックは、20分ほどの待ち時間で診察してもらえ、体力が落ちてる私は本当に助かりました(先生が効率よく診察してくれてる)。
看護婦さんも親切で、日常生活の注意点等を詳しく説明してくださる時間をとってくださいました。内容は、食事とかヨガとか、すでに取り組んでることでしたが、改めて必要なことなんだな、と思えたのが大きかった。やっぱりアトピーって生活病。
そして診察で発覚した「感染症とヘルペス」
まさかアトピー以外の病気にかかってるとは思わなかった…
ショックでしたが、この長引く異様なかゆみの原因がわかり、ほっとしました。医師に診てもらうと精神的にも一気に安心モードに。
そして頂いた抗生剤と抗ヘルペス剤で、一気に治ったのでびっくりしました。
「あぁ~私が苦しんでたのはいつからアトピーじゃなくて、感染症だったんだろう」と反省しつつも、もうこれで治る、大丈夫と思える位回復。
嬉しかったです~ほんと、、神様のような医師。
脱風呂と竹素材の洋服を始めたのもこのタイミング。
関連 【大人アトピー】お風呂に入れない辛さを癒してくれたハーブソープ達【脱風呂】
関連 バンブー竹布の洋服がアトピー敏感肌な私には神素材だった話
⑤春とともに再発、そして東京引っ越し
悲しいなか、人生は修行。まさかの再発。しかも感染症くさかったので、すぐに肇先生の所へいきました。
結果、やっぱりまた感染症。
しかも今回は薬を飲んでも以前ほど治らず…
そんな中、東京への転勤が決まり、マンション売却&引っ越しと緊急事態宣下で怒涛のスケジュールをこなすことになったのです…
ほんとよく乗り越えたな、私。暑い夏の時期で汗もかきますし、かなりきつかったです。
⑥個人輸入した薬で日々をやり過ごす
慣れない東京に、コロナによる緊急事態宣言による外出制限。猛暑で外にでるのもきつく、手続きで近所の郵便局にいくだけでへたり込んでました。
そして上半身に集中してたアトピーが、鼠径部や膝裏へと広がり始めたのです。痒みも相当でした。
新しく脱ステ医者を探す気力もなく、頼ったのが個人輸入の薬。
詳細は別記事にまとめてます。
関連 【大人アトピー】長引く皮膚炎で感染症になり抗生剤を個人輸入した話
これが出来なかったらほんと、今、生きてたか、わからないw
個人輸入に関しては、注意喚起もされてますし、賛否両論ありますが、私には救いの神でした。今のところ一切トラブルないですし。
関連 ヘルペスを繰り返す私の常備薬は個人輸入のバルトレックス1000mg
体を休めることを何より優先し、薬を飲み、難しいことは考えないように、日々の家事だけをこなして過ごしました。
きつかったな~この時が一番。
⑦症状が落ち着き、日常生活が戻る
ありがたいことに秋になる頃には、美容室へ行ったり、旅行へ行ったりできるほど体力が回復しました。
この頃の写真を見ると、顔色もよく、洋服を着てるとアトピーとはわからないほど。しかし、肌はまだ不安定でした。
泊まりの旅行に行く前もすごく不安だった。
特にヘルペスを何度も繰り返していて、不安で薬が手放せなかったのを覚えてます。
ワクチン接種にも行きましたが、会場で皮膚の状態を見た医師に断られました。なので、楽にはなってたけど治ってない状態。
その状態で冬を越しました。
長くなったので記事を分けます。