アトピー体質ですが、20代は素手で食器洗いしてもかぶれることはありませんでした。
が、突然30代に突入したくらいから指に湿疹がでるように。そして40代になった現在、冬場はぱっくり割れ、そのまま放置すると指を曲げるのも辛いくらいの悲惨な状態になります。
これが痛いの😿手指って日常でこんなに使ってるのね…と驚きました。アトピーで首が周らなくなった時も同じこと思ったような。
やっかいなことにゴム手袋すると蒸れて余計に痒くなったり、ハンドクリームが合わなかったり、色々苦労した末にようやく、自分に合ったケアが見つかりました。
低刺激でも洗剤は洗剤
大人アトピーを発症して以来、洗剤は「低刺激&自然派」を選んで使ってます。
それでもやっぱり洗剤は洗剤。素手につくと皮脂を奪い刺激になるということが手湿疹でよくわかりました。
洗濯洗剤だとすすぎ1回でOKと書かれてる商品も増えましたが(その方が売れる)、実際1回で取れてない商品も少なくなりません。オーガニック系も盲信せずが必要。
洗剤を使う時はゴム手袋必須
水洗いだと大丈夫なのですが、洗剤を使った途端に湿疹ができるので、今はゴム手袋を必須にしてます。
このゴム手袋がなかなか曲者でして。丈夫で分厚すぎると蒸れて痒くなったり、通気性が悪いと湿気が溜まって手が濡れたような状態になってしまったり。
色々使ってみて私は無印良品の天然ゴムが一番肌に合いました。
Lサイズ6枚入り。
サイズ感とシンプルなデザイン、価格もお手頃なので「汚れてきたな、匂うな」と思ったらすぐ交換してます。
不潔な場所は使い捨て手袋
洗剤は使わないけど、菌が繁殖してそうな不潔な場所の掃除には使い捨てのゴミ手袋を使用してます。これはこれで気軽でラクチンでなくてはならない存在。
こちらはゴムよりビニールタイプが着脱が楽で好き。排水溝の髪の毛や、トイレ掃除など、使い終わったらそのまま捨ててます。
手が濡れたらこまめに殺菌保湿
保湿が合わないマンのわたくしですが、手だけは洗った後にバーム保湿してます。
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ただし、普通の保湿効果抜群のハンドクリームだと余計に痒みが増すので、殺菌効果のあるティーツリーが含まれたバームです。
アトピー経験して痒みのある場所って保湿だけだと菌が余計に繁殖してしまうから、その前に殺菌が大切だということを嫌という程学びました。殺菌できないなら濡らさない&保湿もしないこと。
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子供の頃から何かと化膿しやすかったので、きっと菌が繁殖しやすい肌なんだと思います。
一度手湿疹が出ると、治るまでに1週間はかかるので、再発しないよう冬の間はこまめに塗るようにしてます。つい面倒で忘れちゃうのですが^^;
身体はお風呂に入らない生活できるけど、手だけは濡らさない生活って不可能。だからこそ、主婦湿疹って難治化するんだと思います。
手湿疹が出来た&悪化したら
手湿疹は対処が早ければ早いほど治りが早いので、「これくらいなら大丈夫か…」と思わずにすぐ対処するように気を付けてます。
基本面倒くさがりなので、何度も失敗してるのですが、対処法は2段階
①ケアリーブで保護
湿疹があるだけの時はケアリーブで保護します。手湿疹って乾燥が原因なのか?バンドエイドで保護して濡らさないようにするだけでも格段によくなります。
ここを放置してしまい、さらに悪化し、ぱっくり割れてしまったら病院で処方された軟膏の出番です。
②藤沢皮膚科の軟膏
貴重な都内にある脱ステの皮膚科で処方してもらった軟膏を塗りこんでからバンドエイドで保護します。
これは効果バッチリ。軟膏を塗るだけだと1日に何度も塗りなおしが必要になるけど、バンドエイドで保護するお風呂上りと朝塗るだけで十分効果が持続します。バンドエイドって何気にすごい。
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まとめ
- 洗剤は低刺激でも皮膚には負担あり
- ゴム手袋は合う商品を色々試してみるべし
- 保湿するなら殺菌も大切
これから年を重ねるごとに皮脂の分泌は減るだろうし、年齢に合ったケアを見つけていこうと思います。