昨年、個人国債を変動10年で購入したのですが、色々思うことがあり売却しました。
これから個人国債を買うか迷ってる方の参考になればと思い、中途解約した理由と保有した1年でわかったことをまとめました。
結論を先に言うと、買ってみてよかったっす。
国債を所有してるとどんな感じなのかがわかったし、リスク度を高めに設定してるウェルスナビとの運用と対比できたのもよかった。
個人国債を中途解約した2つの理由
①1年間運用して利子の少なさに泣けた
税引前 | 税引後 |
250円 | 200円 |
▲50万円の個人国債を1年間所有した利子
無リスク資産として購入したのですが、1年国債を保有してみて、その利子の薄さにあまり意味がないかなぁ、と。
我が家は私の稼ぐお金のみを投資しており、夫は貯蓄してるので、無リスク産とリスク資産の割合を1:1にする必要はない、と1年運用してみて決断。
もちろん、たんまりお金があれば、国債にもがっつりお金をかけるのですが、私の場合、元手が少ないので、少々リスクを高めに設定して運用しないと全然増えないんです。
幸い夫の収入が安定してるので、今年は少し責めの姿勢をとってみることにしました。
②ローンの繰り上げ返済を優先
今回解約した50万円はそのまま住宅ローンの繰り上げ返済にあてます。
というのも、我が家は夫が転職直後にローンを組んだので、金利が高めのローンしか組めず、早く返済すればするほど節約できる利子が大きいのです。
その差額は個人国債の利子より大きいので、国債所有より、ローンの繰り上げ返済を優先させることにしました。
年間100万円繰り上げするのが私のノルマなので、半分終わらせることで少し気が楽になったw
個人国債を1年所有してみてわかったこと
①中途解約できない1年はあっという間
今回売却しよかな~と思ったら購入から14か月経過してました。
購入前は、急にお金が必要になったら困るしな..と思って50万円だけにしたのですが、こんなに1年が早いと思わなんだ。
でもって1年経過すれば、10年変動でもいつでも売却可能。
まじで便利だわ、個人国債ちゃん。
途中解約の売却額がいくらになるかは財務省のHPにあるシュミレーションで一発回答してくれます。
②資産を増やしたい人には不向き
ウェルスナビは、国債より少ない40万円の運用でしたが、5か月でプラス1万になったんですよね。
開始時期がよかったこともあるのですが、元手の少ない私に今必要なのは、リスク資産かな、と。
もちろん去年、リーマンショックのような大暴落がおきなかったからこそ、言えることなのですが、少ない元手なのでそこまでリスクを恐れる必要はなかった。
③安心して放置できる
売却時にいつ買ったかなぁ??と思ったくらい記憶から抜けおちてました。
基本的に元本割れしないし、いつでも売却できるので、貯蓄みたいな感覚。
去年だけでも、株価はアップダウンで溜息をついた時期もあったので、それと比べるとめちゃ安心感あり。
住宅ローンが完済出来次第、国債積立を再開します。
まとめ:個人国債は無リスク資産として貯蓄の位置づけ
以上が私が、10年変動国債を1年で解約した理由です。
やっぱり買ってみないとわからないですね~
結局の所、国債がよかったか、株がよかったか、はその年が終わってみないとわかりません。
たまたま2018年には株価の大暴落が起きなかったので、国債がなんだかつまらない感じになりましたが、リーマンショックのような事件がおきていたら国債に感謝しまくってたと思うし。
普通の銀行貯金を1年したところで数円しか利息が付かなかったので、行動してみてよかったです。